総-1-2-2令和6年度診療報酬改定の結果検証に係る特別調査(令和7年度調査)の 報告案について(後発医薬品の使用促進策の影響及び実施状況調査) (79 ページ)
出典
| 公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_66182.html |
| 出典情報 | 中央社会保険医療協議会 総会(第629回 11/21)《厚生労働省》 |
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7. 患者調査(郵送調査/インターネット調査)
【調査対象等】
〇調査票 患者票(郵送調査)
調査対象:保険薬局調査の対象施設の調査日に来局した患者を調査対象とした。1 施設
につき 2 人を本調査の対象とした。
回 答 数:823 人
回 答 者:患者本人もしくは家族
〇調査票 患者票(インターネット調査)
調査対象:インターネット調査会社のモニターのうち、直近 3 か月以内に保険薬局に処
方箋を持参した患者。男女別、年齢階級別に対象者数を確定した。
回 答 数:5,000 人
回 答 者:患者本人もしくは家族
(15 歳未満の患者等一部患者は保護者同意の下に回答いただいている)
※
クロス集計表に記載されている「全体」はその設問に回答したすべての人数を示している。ただ
し、クロス集計に使用している設問に未回答の場合、その人数はクロス集計の対象外となる。そのた
め、「全体」とクロス集計軸の合計数は一致しない場合がある。
※ 単純集計・クロス集計の各図に記載された「回答数(件)」の数値は実際の全回答者数、同じ列の
それ以外の項目の数値は全回答者数に対する設問の選択肢の回答者の割合(%)をそれぞれ示し、オ
レンジのバーは回答者の割合の大きさを視覚的に表している。
<調査方法・調査対象の違いと回答結果の特徴>
郵送調査は、保険薬局調査の対象施設の調査日に来局した患者を調査対象としてい
る。性別や年齢階級での割り付けは行っていない。最大で合計 3,000 人を対象とし
823 人(男性:女性=4:6 程度)の回答を得た。
一方、インターネット調査は、直近 3 ヶ月以内に保険薬局に処方箋を持って来局した
患者を調査対象としている。性・年代ごとに等分(150 人ずつ)とし、地域別の割合
を人口推計(総務省「人口推計(2024 年(令和 6 年)10 月 1 日現在」)に比例配分
する形とした。5,000 人の回答が得られるまで調査を行い、年代別の男女構成比は男
性:女性=1:1、郵送調査と比較すると 20 歳代以下の割合が多かった。
上記のように、郵送調査とインターネット調査では回答者の性別・年代特性に違いが
あるため、単純な比較はできないため留意が必要である。
また、郵送調査とインターネット調査で回答に大きな違いがあったのは下記の点であ
る。
公的医療保険の種類について年代別にみると、郵送調査では「協会けんぽ」が
29.5%で最も多く、インターネット調査では「国保」が 32.8%で最も多かっ
た。
ジェネリック医薬品について医師から説明を受けた経験の有無について年代別に
みると、郵送調査では「20 歳代」から「50 歳代」までは「経験がない」と回答
した方が多く、「60 歳代以降」は「経験がある」と回答した方が多くなるのに
対して、インターネット調査では全世代において「経験がある」と回答した方が
多かった。
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