総-2在宅について(その1) (115 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_62391.html |
出典情報 | 中央社会保険医療協議会 総会(第615回 8/27)《厚生労働省》 |
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(在宅歯科医療を取り巻く状況)
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全ての年齢階級において、「在宅医療」の件数は近年増加している一方で、歯科訪問診療を提供してい
る歯科診療所や病院の割合は限られている(歯科診療所:2割未満、病院:1割未満)。
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要介護高齢者における歯科訪問診療の推定需要数と比べ、歯科医療機関の実施件数(供給数)は約5割
であり、特に居宅で療養する高齢者において、推定需要数と実施件数(供給数)の乖離が大きい。
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令和6年度診療報酬改定では、質の高い在宅歯科医療の提供を推進する観点から、歯科訪問診療料の評
価を細分化するとともに、歯科訪問診療の後方支援等を行う病院を在宅療養支援歯科病院として、新たに
評価している。
(歯科訪問診療の実施状況等)
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在宅療養支援歯科診療所の施設数は、令和2年以降ほぼ横ばいで推移しており、届出を行っていない理
由は、歯科訪問診療の実績の不足が最も多い。また、在宅療養支援歯科病院の届出は22施設にとどまって
いる。なお、在宅療養支援歯科診療所や在宅療養支援歯科病院において、1施設あたりの実施実績は多い。
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外来診療と歯科訪問診療(同一建物居住者1人)を比較すると、レセプト1日あたりの平均点数は、歯科訪問診
療の方が高いが、1日に実施できる人数は、歯科訪問診療の方が少ない。
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歯科訪問診療料の算定回数は年々増加傾向にあり、歯科訪問診療3(同一建物居住者が4~9人)が最
も多く算定されている。また、同一日に訪問する患者数が増加するほど、歯科治療が20分未満である割合
が多くなっている。
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訪問歯科衛生指導料の算定件数も年々増加傾向にあり、訪問歯科衛生指導3(単一建物診療患者 10名以
上)が最も多く算定されている。また、単一建物患者数が増加するほど、20分以上25分未満の割合が増加
している。
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複数名訪問歯科衛生指導加算は、患家に限定されているため算定実績が少ないが、様々な状態の患者に
対応している。
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歯科訪問診療の実施にあたり、医科医療機関(病院、診療所)や保険薬局、介護保険施設等との連携が
求められるが、関連する診療報酬項目(在宅歯科医療情報連携加算、在宅歯科栄養サポートチーム等連携
指導料等)の算定は少なく、連携は一部にとどまる。
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