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提案書13(2402頁~2600頁) (84 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000190899_00011.html
出典情報 中央社会保険医療協議会 診療報酬調査専門組織・医療技術評価分科会(令和5年度第1回 11/20)《厚生労働省》
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④有効性・効率性
・新規性、効果等について③との比較
・長期予後等のアウトカム

研究結果

内視鏡を補助的に用いた低侵襲な胸筋下剥離を行い、組織拡張器挿入用のポケットを作成することで、出血・血腫などの合
併症を減らし、痛みの軽減、早期の回復が期待できる。また乳房再建後の長期的な整容性維持にもつながることが予想され
る。
乳癌術後に、内視鏡補助下で胸筋下剥離ならびに組織拡張器の挿入に関連した研究については、ケース・シリーズ論文を認
める(参考文献)。同様に乳癌術後に同様の手技で(内視鏡下に)ゲル充填人工乳房にて再建した論文あり。
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⑤ ④の根拠と
なる研究結果等
ガイドライン等での位置づけ

⑥普及性

ガイドライン等での記載なし(右欄にガイドライン等の
ガイドライン作成中
改訂の見込み等を記載する。)

年間対象患者数(人)

4,913(人)/ 2021年度

国内年間実施回数(回)

4,913(回)/ 2021年度

※患者数及び実施回数の推定根拠等

日本乳房オンコプラスティックサージャリー学会

⑦医療技術の成熟度
・学会等における位置づけ
・難易度(専門性等)

外保連試案(第9.4版)による技術度はDである。

・施設基準
(技術の専門性
等を踏まえ、必
要と考えられる
要件を、項目毎
に記載するこ
と)

乳房再建用エキスパンダー/ インプラント年次報告と合併症について

施設の要件
(標榜科、手術件数、検査や手術の体
制等)

形成外科内視鏡下手術指針(日本形成外科学会)に詳細を記載。
1.日本形成外科学会における形成外科領域専門研修基幹施設、連携施設、または連携候補施設であること。2.常勤の形成外
科専門医が1名以上在籍していること。3.術者が常勤医として在籍していること。4.常勤麻酔医が1名以上在籍しているこ
と。5.緊急手術の実施体制を有していること。6.24時間の院内検査実施体制を有していること。7.医療機器の保守管理体制
を有していること。8.医療安全管理委員会を有していること9.NCDに各施設で実施施設登録申請を行い、承認を受けたのち
手術を実施すること。

人的配置の要件
(医師、看護師等の職種や人数、専門
性や経験年数等)

形成外科内視鏡下手術指針(日本形成外科学会)に詳細を記載。
形成外科専門医であり、術者は日本乳房オンコプラスティックサージャリー学会による「乳癌および乳腺腫瘍術後の乳房再
建を目的としたゲル充填人工乳房および皮膚拡張器使用基準」が定める責任医師または実施医師であり、基準を遵守してい
ること。

その他
(遵守すべきガイドライン等その他の
要件)

形成外科内視鏡下手術指針(日本形成外科学会)、使用要件基準(日本乳房オンコプラスティックサージャリー学会)に詳
細を記載。

⑧安全性
・副作用等のリスクの内容と頻度

2021年度の組織拡張器による乳房再建の合併症が、感染160例(3.3%)、血腫・出血・漿液腫115例(2.3%)、壊死・創部
離開164例(3.3%)、被膜拘縮・位置異常・露出・疼痛など223例(4.5%)である(日本乳房オンコプラスティックサージャ
リー学会報告)。内視鏡を併用することで、胸筋下の視認が明瞭となり、的確な剥離が行えること、出血の確認が容易とな
り、合併症が軽減されることが期待できる。

⑨倫理性・社会的妥当性
(問題点があれば必ず記載)

倫理的・社会的にも妥当である。


妥当と思われる診療報酬の区分
点数(1点10円)
⑩希望する診療
報酬上の取扱い
その根拠

関連して減点
や削除が可能と
考えられる医療
技術(③対象疾
患に対して現在
行われている医
療技術を含む)

予想影響額

34,509
(ここから)外保連試案データ--------------------------外保連試案費用(人件費+償還できない材料等):345,094円
外保連試案2022掲載ページ:2024収載予定
外保連試案ID(連番)S94-0178530:
技術度:D 医師(術者含む):2 看護師:2 その他:0 所要時間(分):90(分)
------------------------------------------------------------------(ここまで)

区分

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番号
技術名

特になし
特になし

具体的な内容

特になし

特になし

不変(0)

プラスマイナス
予想影響額(円)

その根拠
備考
⑪提案される医療技術において使用される医薬品、医療機
記載のものは、薬事シートに該当項目を入力し、必ず添付文章を提出ください。
器又は体外診断薬
記載事項がない場合は「特になし」と記載し、薬事シートの各欄に「特になし」と記載願います。
(主なものを記載する)
⑫提案される医療技術の海外における公的医療保険(医療
保障)への収載状況
※ 該当する場合、国名、制度名、保険適用上の特徴
(例:年齢制限)等

2)調べたが収載を確認できない

1)を選択した場合は、下の欄に詳細を記載。

特になし

⑬提案される医療技術の先進医療としての取扱い

d. 届出はしていない

⑭その他

特になし

⑮当該申請団体以外の関係学会、代表的研究者等

特になし

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