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提案書13(2402頁~2600頁) (75 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000190899_00011.html
出典情報 中央社会保険医療協議会 診療報酬調査専門組織・医療技術評価分科会(令和5年度第1回 11/20)《厚生労働省》
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・施設基準
(技術の専門性
等を踏まえ、必
要と考えられる
要件を、項目毎
に記載するこ
と)

施設の要件
超音波ガイド下の穿刺吸引細胞診に日頃従事している乳腺専門医、乳房再建用エキスパンダー/インプラント責任医師が行
(標榜科、手術件数、検査や手術の体制 うことが望ましい
等)
人的配置の要件
(医師、看護師等の職種や人数、専門性 医師 1
や経験年数等)

看護師1

もしくは超音波検査技師1

その他
(遵守すべきガイドライン等その他の要 「乳房インプラント関連未分化大細胞型リンパ腫について」
件)

⑧安全性
・副作用等のリスクの内容と頻度

一般的な穿刺と同様である。局所感染、出血の軽度リスクがある。乳房インプラント損傷のリスクがある。

⑨倫理性・社会的妥当性
(問題点があれば必ず記載)

BIA-ALCLは決して頻度の高い疾患ではないが、日本で2019年まで流通していたアラガン社のインプラントから発生すること
が知られている。今後それらが使用されることはないが、同インプラントが留置されている女性がまだ3万人程度いると考
えられる。また、現行のインプラントについてもリスクは存在する。最も多い臨床症状である漿液腫貯留の際に、医療者が
適切に検査を行うために、本処置の必要性の周知と保険収載が望ましい。


妥当と思われる診療報酬の区分
点数(1点10円)
⑩希望する診療
報酬上の取扱い
その根拠

1,188
(ここから)外保連試案データ--------------------------外保連試案費用(人件費+償還できない材料等):11,882円
外保連試案2022掲載ページ:306
外保連試案ID(連番):T73-05265
技術度:B 医師(術者含む):1 看護師:1 その他:0 所要時間(分):30
------------------------------------------------------------------(ここまで)
乳腺穿刺J014と比較して同等と考えられるため。

区分
関連して減点
や削除が可能と
考えられる医療
技術(③対象疾
患に対して現在
行われている医
療技術を含む)

予想影響額

区分をリストから選択

番号
技術名

特になし
特になし

具体的な内容

該当なし

プラスマイナス
予想影響額(円)

2,376,000円

その根拠
備考

特になし

増(+)
費用11,880円×200回

⑪提案される医療技術において使用される医薬品、医療機
器又は体外診断薬
超音波診断機器
(主なものを記載する)
⑫提案される医療技術の海外における公的医療保険(医療
保障)への収載状況
※ 該当する場合、国名、制度名、保険適用上の特徴
(例:年齢制限)等

2)調べたが収載を確認できない

1)を選択した場合は、下の欄に詳細を記載。

特になし

⑬提案される医療技術の先進医療としての取扱い

d. 届出はしていない

⑭その他

特になし

⑮当該申請団体以外の関係学会、代表的研究者等

日本形成外科学会、日本乳癌学会、日本美容外科学会

⑯参考文献1

1)名称
2)著者
3)雑誌名、年、月、号、ページ
4)概要
1)名称

⑯参考文献2

⑯参考文献3

⑯参考文献4

⑯参考文献5

2)著者
3)雑誌名、年、月、号、ページ
4)概要
1)名称
2)著者
3)雑誌名、年、月、号、ページ
4)概要

乳房インプラント関連未分化大細胞型リンパ腫について
日本乳房オンコプラスティックサージャリー学会
http://jopbs.umin.jp/medical/guideline/docs/BIA-ALCL4-5_20220218.pdf

BIA-ALCLについて詳細に解説し、遅発性漿液腫を含む本疾患を疑うべき症候に対する対処をフローチャート等で示してい
る。
Breast implant-associated anaplastic large-cell lymphoma: first case detected in a Japanese breast cancer
patient.
Ohishi Y, Mitsuda A, Ejima K, et al.
Breast Cancer. 2020;27(3):499-504.
本邦初のBIA-ALCL症例について詳述している。
国内 3, 4 例⽬の BIA-ALCL(乳房インプラント関連未分化⼤細胞型リンパ腫)発⽣について
日本乳房オンコプラスティックサージャリー学会
http://jopbs.umin.jp/docs/BIA-ALCL_report3-4.pdf

国内3,4例目のBIA-ALCL発症の報告。

1)名称

UK Guidelines on the Diagnosis and Treatment of Breast Implant-Associated Anaplastic Large Cell Lymphoma (BIAALCL) on behalf of the Medicines and Healthcare products Regulatory Agency (MHRA) Plastic, Reconstructive and
Aesthetic Surgery Expert Advisory Group (PRASEAG).

2)著者
3)雑誌名、年、月、号、ページ
4)概要
1)名称
2)著者
3)雑誌名、年、月、号、ページ
4)概要

Turton P, et al.
Eur J Surg Oncol. 2021 Feb;47(2):199-210.
英国におけるBIA-ALCLの診断・治療についてのガイドライン。P201に穿刺吸引細胞診について書かれている。
人工物再建後の BIA-ALCL· Breast Implant Illness の現状と対策
森 弘樹
PEPARS. 2022.03; (183); 39-45
日本語でのBIA-ALCLの診断・治療についての総説。P41に穿刺吸引細胞診について書かれている。

※⑮については、1.の「主たる申請団体」および「上記以外の申請団体」以外に、提案される医療技術に関する研究、会合、論文発表等を実施している学会等
の関連団体や研究者等の名称を記載すること。

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