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提案書13(2402頁~2600頁) (28 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000190899_00011.html
出典情報 中央社会保険医療協議会 診療報酬調査専門組織・医療技術評価分科会(令和5年度第1回 11/20)《厚生労働省》
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経皮的体外循環補助装置設置術(カフ型)
カフ型カテーテル外観

カフ型カテーテル挿入状態

挿入に関するガイドライン:日本透析医学会作成の2011年版
慢性血液透析用バスキュラーアクセスの作製および修復に関
するガイドライン では、カフ型カテーテルは主に長期的血液
浄化目的で概ね3ヶ月以上の期間,留置使用されることが推奨
され、手術室に準じた清潔な環境で X 線透視装置を用いて,
セルジンガー法により留置することが推奨されている。

日本透析医学会保険委員会実態調査(450症例)
平均

標準偏差

挿入場所占有時間

1:22

0:45

挿入時所要時間

0:45

0:29

1年未満

0.08

0.28

1-5年未満

0.21

0.43

5-10年未満

0.34

0.59

10-15年未満

0.22

0.48

15年以上

1.10

0.85

1.96

0.97

看護師

1.69

0.84

技師

0.70

0.55

カテセット

1.02

0.19

ガウン手袋

2.12

0.88

医師

経験年数

合計

本手技に関しては現在G005-4(2,500点)に準じての請求と
なっている。しかし長期間にわたり感染防御ならびに抜去予
防の方策が必要であり、挿入にあたってはK602 1経皮的心肺
補助装置設置術に準じた手技として外保連では位置づけられ
た。
要望内容
挿入にあたっては難易度も高い処置であり、中心静脈損傷等で大きな合併
症も報告されている手技である。また医療事故調査機構が発刊した中心静脈
カテーテル挿入抜去に係る死亡事故の分析でも非常に危険性の高い手技であ
ることが述べられている。
1)DPC施設で請求ができないこと
2)老健入所者に算定できないこと(多くは近隣の医療機関で挿入されてい
るが、請求できていない(機材含めて持ち出し))
3)他の透析アクセスは全て厚労省のNDBで各県別の件数が確認できるがカ
テーテルのみ全く不明。適正医療の推進のためにも他のコードが必要
4)脱送血を伴うカテーテルであり、単なる中心静脈注射と同じ扱いは問題
以上より、外保連試案に記された必要人数 や時間を加味して点数設定なら
びに手術コード(K)への移設を要望する。
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申請:日本透析医学会