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提案書13(2402頁~2600頁) (14 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000190899_00011.html
出典情報 中央社会保険医療協議会 診療報酬調査専門組織・医療技術評価分科会(令和5年度第1回 11/20)《厚生労働省》
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複雑な腱手術に対する入院外加算の追加要望について
K035, K039, K040の実際

手指の運動に関しては
筋力・腱滑走の良好なバランスの上に成立
手術においてはそのバランスを良好に保持

入院して鎮静下にて
・腱剥離術
・腱移植術
・腱移行術
を施行するのが一般的

鎮静下の手術は, 指の
自動運動ができないため, 適切な
腱のバランスや縫合部の緊張は
確認できない。

要 点
腱の手術:局所麻酔下での自動運動を確認し手術(Wide Awake Surgery)
従来の全身麻酔や伝達麻酔と比べ、術後成績は変わらない。

局所麻酔:麻酔前後の入院・全身管理が不要→外来手術が可能・医療費削減に
一方、止血や術中判断など手術自体の難易度が上がる:その評価が十分なされていない
ため、患者の身体的負担軽減効果、医療費削減効果があるにもかかわらず十分に普及し
ていない。
K035,K039,K040について入院せずに覚醒した状態で腱の手術を行った場合の加算を要望する
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