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提案書13(2402頁~2600頁) (5 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000190899_00011.html
出典情報 中央社会保険医療協議会 診療報酬調査専門組織・医療技術評価分科会(令和5年度第1回 11/20)《厚生労働省》
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医療技術評価提案書(保険既収載技術用)
整理番号

356201

※事務処理用

提案される医療技術名
申請団体名

手術通則14へのK059-2関節鏡下自家骨軟骨移植術の追加
日本手外科学会
30整形外科

主たる診療科(1つ)
提案される医療
技術が関係する
診療科

33形成外科
関連する診療科(2つまで)
00なし

提案される医療技術又は提案される医療技術に類似した
医療技術の提案実績の有無



過去に提案した年度
(複数回提案した場合は、直近の年
度)
「実績あり」の
場合、右欄も記
載する

リストから選択

提案当時の医療技術名

有無をリストから選択

追加のエビデンスの有無
診療報酬区分



診療報酬番号

再評価区分(複数選択可)

059-2
1-A

算定要件の見直し(適応)

該当する場合、リストから○を選択

1-B

算定要件の見直し(施設基準)

該当する場合、リストから○を選択

1-C

算定要件の見直し(回数制限)

該当する場合、リストから○を選択

2-A

点数の見直し(増点)

該当する場合、リストから○を選択

2-B

点数の見直し(減点)

該当する場合、リストから○を選択



項目設定の見直し

該当する場合、リストから○を選択



保険収載の廃止

該当する場合、リストから○を選択



新規特定保険医療材料等に係る点数

該当する場合、リストから○を選択



その他(1~5のいずれも該当しない)

「6

その他」を選んだ場合、右欄に記載


通則14への追加

提案される医療技術の概要(200字以内)
K059-2関節鏡下自家骨軟骨移植術について、K059の骨移植術と同様に通則14の適応(同時に行った手術もそれぞれ所定点数を合算できる)

文字数: 68

再評価が必要な理由

K059骨移植術は通則14に記載され、同時に行った手術もそれぞれ所定点数を合算できるが、K059-2関節鏡下自家骨軟骨移植術は記載されていな
い。近年、上腕骨小頭離断性骨軟骨炎や舟状骨偽関節に対する関節鏡下自家骨軟骨移植術の有用性が報告されている。関節内の病変に対し、関節
包への侵襲を最小限とし構造物への血流が温存可能となるといった利点があり、局所の観察にも優位とする報告がされている。現状では関節鏡視
下で行っても通常の骨移植としての加算しか認められておらず、鏡視下で行う負担が考慮されていない状況である。手術コスト以外に関節鏡関連
の費用として、滅菌・清掃等の間接費用が加わることを考慮すると、鏡視下手術は施設の持ち出しが必至の状態である。改定を要望する。

【評価項目】

①再評価すべき具体的な内容
(根拠や有効性等について記載)

②現在の診療報酬上の取扱い
・対象とする患者
・医療技術の内容
・点数や算定の留意事項

(ここから)外保連試案データ--------------------------外保連試案費用(人件費+償還できない材料等):自家骨移植術:650,952円、骨軟骨移植術:618,097円、自家軟骨移植術(鏡視下):731,649円
外保連試案2022掲載ページ:104-105
外保連試案ID(連番):S91-0052100(K059-1), S81-0052600, S81-0052800(K059-2)
技術度:D 医師(術者含む):3 看護師:2 その他:0 所要時間(分):210(自家骨移植術)
技術度:D 医師(術者含む):2 看護師:2 その他:0 所要時間(分):180(骨軟骨移植術)
技術度:D 医師(術者含む):3 看護師:2 その他:0 所要時間(分):240(自家軟骨移植術(鏡視下))
------------------------------------------------------------------(ここまで)
骨移植術(K059)は通則14に記載され、同時に行った手術もそれぞれ所定点数を合算できるが、K059-2関節鏡下自家骨軟骨移植術は記載されてい
ない。近年、上腕骨小頭離断性骨軟骨炎や舟状骨偽関節に対する関節鏡下自家骨軟骨移植術の有用性が報告されている。関節内の病変に対し、関
節包への侵襲を最小限とし構造物への血流が温存可能となるといった利点があり、局所の観察にも優位とする報告がされている。よって、同一術
野で関節鏡下自家骨軟骨移植術を含む2つの手術を同時に行った場合、それぞれの所定点数を合算して算定できるよう、改定を要望する。

・上腕骨離断性骨軟骨炎(野球肘)に代表される骨軟骨欠損を生じる疾患や手舟状骨骨折・偽関節など関節内骨折で骨癒合の得られにくい部位の
骨折。
・関節内の骨欠損・軟骨欠損に対して関節鏡視下に病変部位を新鮮化し、骨移植・骨軟骨移植術を行う方法であり、低侵襲で施行でき、骨癒合な
どへの好影響が想定される。現時点で使用している医療機器をそのまま応用して実施可能。
・関節を展開して直視下に行っているものは除く。


診療報酬区分(再掲)
診療報酬番号(再掲)
医療技術名

059-2
関節鏡下自家骨軟骨移植術

2406