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提案書13(2402頁~2600頁) (160 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000190899_00011.html
出典情報 中央社会保険医療協議会 診療報酬調査専門組織・医療技術評価分科会(令和5年度第1回 11/20)《厚生労働省》
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「尿道狭窄根治的再建術」
◼ 内視鏡下手術と根治的再建術の比較

◼ 手術の概要
尿道狭窄に対する開放手術による尿道再建手術
吻合型手術と、口腔粘膜などの代用組織で尿道を置
換する方法とがある。
尿道吻合手術

代用組織利用手術
(口腔粘膜・陰茎包皮)

1.0

根治的再建術(高難度)

0.8

狭 0.6
窄 0.4

0.2

内視鏡下手術(低難度)

Gomez et al 2011

0
0

2

4

6

8

10

12 年

◼ 医療経済的側面(現行の保険扱い)
K821 内視鏡下尿道狭窄手術 15,040点
K818 尿道形成術 (狭窄根治的再建を含む)
1 前部尿道
17,030点
2 後部尿道
37,700点

◼ 対象疾患
尿道狭窄症
尿道の内径が狭くなり排尿困難、尿閉などを来す。
主に男性に発生する。外傷や医原性が原因である。
外傷による短い狭窄
(吻合手術の適応)

医原性の長い狭窄
(口腔粘膜手術の適応)

尿道狭窄内視鏡手術/尿道形成(根治的再建)術の件数比
米国(04-09年) 13080/1836=7.1 (人口3.3億)
本邦(20年度NDB)3568/310=11.5 (人口1.2億)
本邦では「一過性の効果しかない内視鏡手術が反復されて(いる可能性
があり)…尿道形成術(根治的再建手術)の普及により費用対効果の改
善が見込まれる」(泌尿器外傷ガイドライン2022版より)

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[診療報酬上の取扱] K:手術54,947点