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出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000212500_00277.html |
出典情報 | 中央社会保険医療協議会 診療報酬調査専門組織 入院・外来医療等の調査・評価分科会(令和7年度第7回 7/17)《厚生労働省》 |
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(包括的な入院医療を担う病院の機能について)
○ 85歳以上の救急搬送数、救急搬送率が共に増えていることについて、救急搬送やくだり搬送を受け入れること
はもちろん重要だが、同時に、在宅医療や介護施設等と連携し、そもそも救急搬送を発生させないような管理も
重要ではないか。
○ 救急搬送受入件数が4000件以上であるような病院の地ケア病棟とはどういった機能か確認してはどうか。
○ 急性期治療~在宅支援までを担い、介護との連携で高い機能を発揮する病院もあるので、病院としてどのよう
な役割を担っているかという観点での分析してはどうか。
○ 急性期の病棟と地域包括医療病棟がある場合、どちらの病棟に入棟するのが良いか悩むケースも多い。
○ 病院の持つ病棟の組合せごとにその機能を分析してみてはどうか。
(地域包括医療病棟の要件や患者像について)
○ 地域包括医療病棟の届出は少なく、施設基準を満たしにくいと思われる。地域包括ケア病棟の患者像との類似
から、施設基準を緩和しつつ緩やかに統合し、各種の基準は加算立てにするといった発想もあるのではないか。
○ 地ケア病棟の患者数上位2件が短期滞在手術等入院基本料の対象疾患だが、地域包括医療病棟ではこうした症
例は少ないので、入院時に介護を要する患者が5割以上という要件が効いているのではないか。
○ ADLの変化については、疾患ごとに一定のパターンが存在するので、患者全体のADLの中央値等だけでなく、
個々の患者が入院時から退院時にかけてどれくらい変化したかや、低下した割合について分析すべきではないか。
○ 包括期の病院では高齢者の割合が増加している一方、急性期の病院ではその傾向は目立たないという点につい
ては、現場感覚に照らして違和感がある。例えば、ケアミックスの病院とそれ以外で傾向に差があるかや、包括
期の病棟への移動があるのか等、検討してはどうか。
○ 地域包括医療病棟においては、Kコードの実施割合が多い施設が意外と多いと感じた。Kコードの有無のみでな
く、緊急手術か予定手術かといった観点でも分析が必要ではないか。
(リハビリテーション・栄養・口腔の三位一体の取組について)
○ 地域包括医療病棟のほうが低栄養リスクのある患者の割合が地域包括ケア病棟より多いというデータについて、
管理栄養士が専門家の立場でスクリーニングを行うことでリスクの見逃しが減少する可能性がある。今後、栄養
管理という観点で管理栄養士の配置で効果があるかの検証が必要ではないか。
○ 土日にリハビリを提供するためにはリハビリ職員が一定数必要であり、現状の評価では対応が難しいのではな
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いか。