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入ー1 (170 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000212500_00277.html
出典情報 中央社会保険医療協議会 診療報酬調査専門組織 入院・外来医療等の調査・評価分科会(令和7年度第7回 7/17)《厚生労働省》
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(参考)

高齢者施設の服薬簡素化提言

令和6年6月21日
第18回高齢者医薬品適正使用検討会
資料5-1より保険局医療課作成

○高齢者施設において、誤薬・医療安全の観点、患者本人への負担の軽減、与薬による職員負担の軽減か
ら服薬簡素化提言が提唱されている。

高齢者施設の服薬簡素化提言
【提言1】服薬回数を減らすことには多くのメリットがある。
服薬回数を減らすと、誤薬リスクの低下と医療安全の向上に加えて、入所者/入居者にとっては服薬負担
の軽減と服薬アドヒアランスの向上、施設職員にとっては与薬負担の軽減と勤務の平準化が期待できる。

【提言2】服薬は昼1回に:昼にまとめられる場合は積極的に検討する
施設職員の多い昼の時間帯に服薬を集約することで、さらなるメリットが期待できる。昼服用に適さない
薬剤もあり、また療養場所が変わったときには再度の見通しが必要になるなど制限もある。
高齢者施設の服薬簡素化フローチャート

服薬簡素化のイメージ

ステップ1:服薬簡素化の対象となる薬剤の特定
処方と服薬回数の
見直し。必要時多職
種での経過観察と
服薬状況の把握、
服薬簡素化の必要
性の確認を行う

ステップ2:服薬簡素化の実施可能性を検討
ステップ3:多職種で変更の協議
ステップ4:本人やキーパーソンへの説明
ステップ5:処方変更の実施
ステップ6:継続的な経過観察・多職種で評価
ステップ7:退所・退居、入院先に服薬簡素化の旨を情報共有
出典:高齢者施設の服薬簡素化提言 第一版(日本老年薬学会)

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