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出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000212500_00277.html |
出典情報 | 中央社会保険医療協議会 診療報酬調査専門組織 入院・外来医療等の調査・評価分科会(令和7年度第7回 7/17)《厚生労働省》 |
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(病院薬剤師の人数)
• 全国的に、薬局薬剤師の偏在指標よりも、病院薬剤師の偏在指標は低い。薬剤師の従事先の年次推移からも、
薬局への従事に比して、病院への従事は少ない。
(タスク・シフト/シェア)
• タスク・シフト/シェアについては、周術期薬剤管理加算(R4)や、がん薬物療法体制充実加算(R6)などの病院
薬剤師業務関連の算定項目を設け始めたところであるが、薬剤師不足などにより、現時点では急激な拡充には
至っていない。
(薬剤情報連携)
• 退院時の薬剤情報連携については、退院時薬剤情報管理指導料の評価項目を設けているが、算定要件が保険薬
局への情報提供時に限定され、転院時の医療機関への情報提供等については評価の対象となっていない。
(ポリファーマシー対策)
• 「(認知症)地域包括診療料・加算」における「薬剤適正使用連携加算」は、入院・入所患者の医薬品の適正
使用に係る連携を評価している一方で、他院にも併せて通院する外来患者について、処方内容、薬歴等に基づ
く相談・提案を当該他院へ行った場合には、評価の対象となっていない。
• 病院におけるポリファーマシー対策については、他職種から病院薬剤師に対するポリファーマシー対策への期
待が大きい反面、急性期では在院日数が短く十分な介入ができないこと、また、人手不足で、対象患者の抽出
や、検討する時間を確保できないことなどから、十分に取り組めない場合が多い。
【課題】
○ 上記の現状について、どのように評価するか。
○ 上記の現状を踏まえて、更に検討を進めるべき事項についてどのように考えるか。
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