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公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000212500_00277.html
出典情報 中央社会保険医療協議会 診療報酬調査専門組織 入院・外来医療等の調査・評価分科会(令和7年度第7回 7/17)《厚生労働省》
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ポリファーマシーに対する取組に係る診療報酬上の評価
1.医療機関における取組の評価

2.薬局における取組の評価

○入院患者に対するポリファーマシー解消の取組の評価
・ 多剤服薬を行っている患者に対して、入院中に内服薬の総合的な評価及び
処方内容の変更の評価と、減薬に至った場合を評価
【入院時】
6種類以上の内服薬
薬剤総合評価調整加算

薬剤調整加算

多職種の連携によって
・内服薬の総合的な評価
・処方内容を変更した場合
→100点

退院時に2種類以上
の減薬に至った場合
→150点

更に

○薬局における減薬の取組の評価
・ 薬局が医師に減薬の提案を行い、その結果処方される内服薬が2種類
以上減少した場合の評価
患者

医療機関

調剤
報酬

①減薬の提案(文書)

6種類以上の
内服薬
薬局

②2種類以上減薬
(処方箋)

医療機関

服用薬剤調整支援料1

→125点

○複数医療機関の処方による重複投薬解消の提案の評価
・ 薬局が患者の服用薬を一元的に把握し、複数医療機関の処方による
重複投薬等の解消の提案した場合の評価

○外来/在宅患者に対する減薬の評価

患者

・ 多剤服薬を行っている患者に対して、外来受診時に内服薬の総合的な評価
調整し、減薬に至った場合を評価

複数医療機関からの
処方(6種類以上)
①服用薬の一元的把握

【外来受診時】
6種類以上の
内服薬
患者

連携管理加算

薬局へ
結果報告
→50点

医療機関

薬剤総合評価調整管理料

処方内容を総合的に評価調整し、
2種類以上の減薬に至った場合
→250点

薬局

処方箋
処方箋
②重複投薬解消の
提案(文書)
服用薬剤調整支援料2

医療機関

→110点※・90点

※重複投薬の解消に係る実績がある薬局の場合

○重複投薬等に関する疑義照会等に関する評価
薬局

※ポリファーマシーとは、単に服用する薬剤数が多いことではなく、それに関連して薬物有害事象のリスク増加、
服薬過誤、服薬アドヒアランス低下等の問題につながる状態を指す(多剤服用の中でも害をなすもの=ポリ
.
ファーマシー)

・ 薬歴等に基づき、重複投薬、相互作用の防止等の目的で、薬剤師
が処方医へ疑義照会等を行い、処方内容が変更された場合の評価
重複投薬・相互作用等防止加算(残薬調整以外)
在宅患者重複投薬・相互作用等防止管理料(残薬調整以外)

→40点

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