入ー1 (144 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000212500_00277.html |
出典情報 | 中央社会保険医療協議会 診療報酬調査専門組織 入院・外来医療等の調査・評価分科会(令和7年度第7回 7/17)《厚生労働省》 |
ページ画像
プレーンテキスト
資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。
○ 令和6年10月時点におけるがん薬物療法体制充実加算の算定状況は4%と低く、算定に至らないが診察前に面談している割合は全体で13%で
あった。
○ がん薬物療法体制充実加算の届出をしているが、実施するにあたって困難な理由は「午前中など患者が集中する時間帯があり、一時的に薬剤
師を配属することが難しい」ことが最も多く8割を超えていた。
○ また、がん薬物療法体制充実加算を算定していない理由としては、薬剤師不足や認定薬剤師不足が挙げられた。
がん薬物療法体制充実加算の届出をしているが
実施するにあたって困難な理由
一ヶ月における外来化学療法実施患者に対する
薬剤師の診察前面談と算定状況
(N=662)
0%
20%
40%
60%
80%
100%
0%
4%
全体
13%
82%
4%
病棟薬剤業務実施加算1の届出あり
15%
81%
18%
なし
(N=263)
がん薬物療法体制充実加算を算定した件数
81.6%
薬剤師の面談等を実施する時間を医師の診察前に確
保することが難しい
78%
60.7%
化学療法に係る十分な経験を有し、適切な研修を修
了していることの要件を満たした薬剤師を必要な人数
確保することが難しい
(N=171)
病棟薬剤業務実施加算いずれも届出 3% 1%
100%
午前中など患者が集中する時間帯があり、一時的に
多くの薬剤師を配置することが難しい
(N=396)
4%
病棟薬剤業務実施加算2の届出あり
50%
96%
47.9%
令和6年10月 時点
薬剤師による診察前面談をしたががん薬物療法体制充実加算を算定していない件数
診察前だけでなく診察後にも対応が必要な事例が従
来より増加したことへの対応が間に合わない
薬剤師による診察前面談を実施していない
その他
がん薬物療法体制充実加算を届出していない理由
6.8%
0%
20%
40%
51.1%
配置する薬剤師が、化学療法に係る十分な経験を有し適切な研修を修了していることの要件が満たせない
48.4%
配置する薬剤師が、専任かつ常勤であることの要件が満たせない
44.3%
薬剤師が診察前面談を実施し、医師がより適切な診療方針を立てる体制が整備できない
41.8%
患者の心理状況及びプライバシーに十分配慮した構造の個室がない
26.1%
その他
24.5%
N=234 (複数回答可)
60%
他に優先される業務があるため手が回らない
出典:令和6年度入院・外来医療等における実態調査(薬剤部責任者票)
42.7%
N=830 (複数回答可)
144