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提案書18(3402頁~3601頁) (86 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000190899_00011.html
出典情報 中央社会保険医療協議会 診療報酬調査専門組織・医療技術評価分科会(令和5年度第1回 11/20)《厚生労働省》
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④普及性の変化
※下記のように推定した根拠

年間対象者数の
変化

年間実施回数の
変化等

見直し前の症例数(人)

0

見直し後の症例数(人)

約500

見直し前の回数(回)

0

見直し後の回数(回)

1

⑤医療技術の成熟度
・学会等における位置づけ
・難易度(専門性等)

・施設基準
(技術の専門性
等を踏まえ、必
要と考えられる
要件を、項目毎
に記載するこ
と)

乳癌に罹患する患者数は年間約10万人である。乳癌患者の約5%が遠隔転移をきたすとされており、約5,000人程度と見込まれる。遠隔転移のう
ち、セルブロック法の対象となる胸膜腹膜転移は約5-10%程度であり、年間症例数としては約500人程度と推定する。再評価により乳癌を疑う患者
に対してセルブロック法による標本作製および免疫染色が可能となれば、対象者のほぼ全てで実施されると考える。

穿刺吸引等により採取した検体(細胞診検体)を用いたセルブロック法は、臨床検査技師が勤務している施設では広く普及している成熟した医療
技術であり、既に他対象疾患名で実施されている。日本病理学会や日本臨床細胞学会においても広く普及している医療技術として認識している。
セルブロック法による検体を用いた免疫染色の実施についても同様、成熟した医療技術である。

施設の要件
(標榜科、手術件数、検査や手術の体 対象疾患名の追加のみのため、新規要件なし
制等)
人的配置の要件
(医師、看護師等の職種や人数、専門 対象疾患名の追加のみのため、新規要件なし
性や経験年数等)
その他
(遵守すべきガイドライン等その他の 対象疾患名の追加のみのため、新規要件なし
要件)

⑥安全性
・副作用等のリスクの内容と頻度

穿刺吸引等による検体採取の際には、胸腔あるいは腹腔穿刺が必要となる。胸水あるいは腹水貯留する患者に対して行われる広く普及している医
療手技であり、気胸や出血などのリスクはあるものの、その頻度は極めて低い。

⑦倫理性・社会的妥当性
(問題点があれば必ず記載)

倫理的な問題はなく、社会的な妥当性を有する医療技術の再評価である。

⑧点数等見直し
の場合

見直し前
見直し後
その根拠

該当なし
該当なし
該当なし

区分
⑨関連して減点
や削除が可能と
考えられる医療
技術(当該医療
技術を含む)

該当なし

その他(右欄に記載。)

番号
技術名

該当なし
該当なし

具体的な内容

該当なし
増(+)

プラスマイナス
⑩予想影響額

予想影響額(円)

14,800,000円

その根拠

病理組織標本作製、免疫染色(免疫抗体法)病理組織標本作製の点数より算出

備考

特になし

⑪算定要件の見直し等によって、新たに使用される医薬
品、医療機器又は体外診断薬

治療方針決定に用いられるバイオマーカー(エストロジェンレセプター、プロジェステロンレセプター、HER2タンパク(体外診断薬)など)の免
疫染色に使用する試薬。

⑫その他

特になし

⑬当該申請団体以外の関係学会、代表的研究者等

特になし

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