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提案書18(3402頁~3601頁) (142 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000190899_00011.html
出典情報 中央社会保険医療協議会 診療報酬調査専門組織・医療技術評価分科会(令和5年度第1回 11/20)《厚生労働省》
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④普及性の変化
※下記のように推定した根拠

年間対象者数の
変化

年間実施回数の
変化等

見直し前の症例数(人)

4,000人

見直し後の症例数(人)

4,000人

見直し前の回数(回)

7,000回

見直し後の回数(回)

9,000回

⑤医療技術の成熟度
・学会等における位置づけ
・難易度(専門性等)

・施設基準
(技術の専門性
等を踏まえ、必
要と考えられる
要件を、項目毎
に記載するこ
と)

現在、約100施設にハイパーサーミア装置が導入されている。

日本ハイパーサーミア学会においてはハイパーサーミア認定制度を定めている。ハイパーサーミアにおける有効性と安全性を高めるための一環と
して、広い知識と優れた技能を備えた医師・教育者・技師を認定し、医療の向上を図り、もって国民の福祉に貢献することを目的としている。学
会として認定医・認定教育者・認定技師、指導医・指導教育者、認定施設制度を設けているが、診療に必須の要件とはしていない。

施設の要件
(標榜科、手術件数、検査や手術の体 特に定められていない。
制等)
人的配置の要件
(医師、看護師等の職種や人数、専門 特に定められていない。
性や経験年数等)
その他
(遵守すべきガイドライン等その他の なし
要件)

⑥安全性
・副作用等のリスクの内容と頻度

加温治療中の熱感疼痛は約50%に発生するが、その疼痛閾値を超えて熱感が昂進した場合に皮下脂肪硬結(一過性)・皮膚の水泡・火傷等を起こ
すリスクがある。

⑦倫理性・社会的妥当性
(問題点があれば必ず記載)

千葉県において21,769名のハイパーサーミア設置希望の患者の署名活動があり、千葉県議会を動かし2020年10月に千葉県がんセンターに新たにハ
イパーサーミア装置が導入された。 現在、同病院のハイパーサーミアはフル稼働されており、患者側のハイパーサーミアに対する認知・要求が
高まっている。

⑧点数等見直し
の場合

見直し前
見直し後
その根拠

特になし
特になし
特になし

区分
⑨関連して減点
や削除が可能と
考えられる医療
技術(当該医療
技術を含む)

区分をリストから選択

番号
技術名

特になし
特になし

具体的な内容

特になし
増(+)

プラスマイナス
⑩予想影響額

予想影響額(円)

1億8000万

その根拠

社会医療診療行為別統計

備考

以下当初の7か月目29%、9か月目19%、11か月目となる11%

より

月5000万>年間6億円 3か月目に治療できる人が66%とすると5か月目は当初の44%
これを計算すると上記となる

⑪算定要件の見直し等によって、新たに使用される医薬
品、医療機器又は体外診断薬

なし

⑫その他

機器導入費用は年間800万円(施設費を含、償却10年)、年間運営費207万円(保守料150万円、消耗品費27万円、光熱費30万円)及び先の人件
費1,999万円(医師1半日拘束1,856万円×1/2、技師1名516万円、看護師1名555万円)の合計3,006万円/年が必要である。これを1施設あたりの
年間治療人数100人;年間加温回数800回で除すると、1回の加温に必要な経費は37,575円となり、平均的一連治療回数8回で計算すると300,600
円(一連につき30,000点)相当と計算されている。この計算によると、深在性加温の場合で3倍以上、浅在性加温で5倍の診療報酬増加が必要

⑬当該申請団体以外の関係学会、代表的研究者等

特になし

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