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提案書18(3402頁~3601頁) (22 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000190899_00011.html
出典情報 中央社会保険医療協議会 診療報酬調査専門組織・医療技術評価分科会(令和5年度第1回 11/20)《厚生労働省》
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⑯参考文献1

4)概要

1)名称
2)著者
3)雑誌名、年、月、号、ページ
⑯参考文献2

⑯参考文献3

1型および2型糖尿病の成人を対象としたランダム化比較試験(RCT)87件(n =15524)のメタアナリシスでは、4-12ヶ月の
telemedicine介入の有意な改善を認め(-0.28% [95%信頼区間 -0.37,-0.20]; I2 = 69%)、1型と2型、インスリン使用による改善
効果の差はなかった。看護師、医師、研究チームなどの介入職種による改善効果の差はなかった。85件のRCTでは、毎日、毎週、2週
間隔、毎月、ひと月間隔以上の遠隔による双方向のコミュケーションを含み、それらの頻度による改善効果への差はなかった。40件
のRCTでは患者からのデータに応じて投薬を調整し、投薬調整を伴う介入はHbA1cのより大きな改善と関連していた(-0.23% [0.42%, -0.05%])。
Effect of telemedicine intervention on hypoglycaemia in diabetes patients: A systematic review and meta-analysis of
randomised controlled trials
Hu Y, Wen X, Wang F, Yang D, Liu S, Li P, Xu J.
J Telemed Telecare. 2019 Aug;25(7):402-413.

4)概要

1型および2型糖尿病の成人を対象としたランダム化比較試験(RCT)14件のメタアナリシスでは、遠隔診療介入群(n =460)は従来ケ
ア(n =419)よりも、低血糖のオッズ比が低下した(OR =0.42 [95%信頼区間:0.29,0.59]; P < 0.00001)。遠隔診療介入は、
Computer software (14%)、Internet-based monitor system (43%)、Smart devices (43%)を用いていた。14件のうち1件のRCTの介
入者は糖尿病専門看護師であった。

1)名称

Randomized Controlled Trial of Technology-Assisted Case Management in Low Income Adults with Type 2 Diabetes.

2)著者
3)雑誌名、年、月、号、ページ

Egede LE, Williams JS, Voronca DC, Knapp RG, Fernandes JK.
Diabetes Technol Ther. 2017 Aug;19(8):476-482.

4)概要

低所得層の成人糖尿病患者113名を対象としたランダム化比較試験(RCT)では、医師監視のもと看護師が、患者によりアップロード
された血糖値とアルゴリズムに沿って、インスリンは週1回、経口血糖降下薬は2週に1回の頻度で、薬剤調整する介入の効果を検証
した。介入6ヶ月後、介入群は従来ケア群よりもHbA1Cの有意な改善がみられた(-0.99%, P= 0.024)。

1)名称
2)著者
3)雑誌名、年、月、号、ページ

Video consultations as add-on to standard care among patients with type 2 diabetes not responding to standard
regimens: a randomized controlled trial.
Hansen CR, Perrild H, Koefoed BG, Zander M.
Eur J Endocrinol. 2017 Jun;176(6):727-736.

4)概要

2型糖尿病の成人165名を対象としたランダム化比較試験(RCT)では、月1回の看護師によるビデオコンサルテーションをうける介
入群の、8か月後のHbA1Cは通常ケア群より有意に減少した(0.69% VS 0.18%, P= 0.022)。介入群83名うち57名 (69%)、通常ケア
群82名うち60名 (73%)がインスリン使用者であった。介入群の患者は定期的に血糖、血圧、体重の測定値をクラウドにアップロード
し、看護師と共有した。研修を受けた看護師がエンパワメントを理念とした介入を行い、低血糖の対処は主治医への連絡を勧奨し
た。SF-36によるQOL評価では、ベースラインの両群に差はなく、精神的健康スコア・身体的健康スコアともに有意な変化はみられな
かった。

1)名称

Telemedicine consultation for patients with diabetes mellitus: a cluster randomised controlled trial.

2)著者
3)雑誌名、年、月、号、ページ

Sood A, Watts SA, Johnson JK, Hirth S, Aron DC.
J Telemed Telecare. 2018 Jul;24(6):385-391.

4)概要

1型および2型糖尿病の成人199名を対象としたプライマリケアクリニックにおけるクラスターランダム化比較試験にて、週1回利用
可能なビデオカンファレンスによる遠隔診療群は18カ月後にHbA1Cの低下を示し、通常の対面診療群との有意差はなかったが(1.01%
VS 0.68%, p=0.19)、患者の満足度は遠隔診療群のほうが対面診療群よりも高かった。18カ月の遠隔診療では、内分泌内科医とナー
スプラクティショナーによる専門家チームが糖尿病管理を担当し、プライマリケアクリニックに所属する糖尿病療養指導士資格をも
つナースがマネージャー役を担い、電子医療記録と血糖データを共有した。通常の対面診療群も週1回の専門家チームの診療が可能
であったが、患者は専門家のいる照会センターに移動する必要があった。対象者の約7割がインスリン使用者であった。

⑯参考文献4

⑯参考文献5

※⑮については、1.の「主たる申請団体」および「上記以外の申請団体」以外に、提案される医療技術に関する研究、会合、論文発表等を実施している学会等の関連
団体や研究者等の名称を記載すること。

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