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提案書18(3402頁~3601頁) (133 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000190899_00011.html
出典情報 中央社会保険医療協議会 診療報酬調査専門組織・医療技術評価分科会(令和5年度第1回 11/20)《厚生労働省》
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⑬提案される医療技術の先進医療としての取扱い

d. 届出はしていない

⑭その他

本技術を新規に申請する意義として、経皮的脳血栓回収療法の有効性と安全性を高めることが知られており、さらに脳卒中
急性期の治療枠を最大24時間まで拡大することができ、寝たきり人口を減少させる意味からも費用対効果が高いと思われ
る。また、治療効果が乏しい患者に対する不要な脳血栓回収術の施行を抑制し、医療費の軽減にも繋がると考えられる。な
お本点数は発症から24時間以内の急性期脳梗塞に対して灌流画像解析をされたものに限定することを提案する。

⑮当該申請団体以外の関係学会、代表的研究者等

該当なし

⑯参考文献1

⑯参考文献2

⑯参考文献3

⑯参考文献4

⑯参考文献5

1)名称

経皮経管的脳血栓回収用機器 適正使用指針 第4版

2)著者

日本脳卒中学会、日本脳神経外科学会、日本脳神経血管内治療学会

3)雑誌名、年、月、号、ページ

経皮経管的脳血栓回収用機器 適正使用指針 第4版, 2020年3月,p12

4)概要

頭部CT灌流画像またはMRI拡散強調画像における虚血コア体積と、神経症状あるいは灌流画像での灌流遅延領域にミスマッ
チがあると判断される症例に対し、最終健常確認時刻から24時間以内に経皮経管的脳血栓回収療法を開始することが勧めら
れる.

1)名称

脳卒中治療ガイドライン2021

2)著者

日本脳卒中学会

3)雑誌名、年、月、号、ページ

脳卒中治療ガイドライン2021、2021年7月15日、P60-61

4)概要

最終健常確認時刻から6時間を超えた脳梗塞では、神経徴候と画像診断に基づく治療適応判定を行い、最終健常確認時刻か
ら24時間以内に経皮的脳血栓回収術を行うことが推奨されている。詳細は60-61ページに記載

1)名称

Thrombectomy 6 to 24 Hours after Stroke with a Mismatch between Deficit and Infarct.

2)著者

Nogueira RG, Jadhav AP, Haussen DC,et al.

3)雑誌名、年、月、号、ページ

N Engl J Med. 2018,1月;378:11–21

4)概要

神経症状あるいは灌流画像での灌流遅延領域にミスマッチがあると判断される症例に対し、最終健常確認時刻から24時間以
内に経皮経管的脳血栓回収治療の有効性を示した.解析ソフトの使用は12ページ右下に明記あり.

1)名称

Thrombectomy for Stroke at 6 to 16 Hours with Selection by Perfusion Imaging

2)著者

Albers GW, Marks MP, Kemp S, et al.

3)雑誌名、年、月、号、ページ

N Engl J Med. 2018年,2月;378:708–718

4)概要

頭部CT/MR灌流画像と虚血性コアにミスマッチがあると判断される症例に対し、最終健常確認時刻から16時間以内に行う経
皮経管的脳血栓回収治療の有効性を示した.該当箇所710ページ図1

1)名称

A Guideline for Healthcare Professionals From the American Heart Association/American Stroke Association.

2)著者

Powers WJ, Rabinstein AA, Ackerson T,et al.

3)雑誌名、年、月、号、ページ

Stroke. 2019年12月;50:e344–418

4)概要

急性期脳梗塞の主幹動脈閉塞例に対して,灌流画像で評価したのちに血栓回収療法を行うことを推奨する(Class1)該当箇所
e358

脳卒中ガイドライン委員会編集

※⑮については、1.の「主たる申請団体」および「上記以外の申請団体」以外に、提案される医療技術に関する研究、会合、論文発表等を実施している学会等
の関連団体や研究者等の名称を記載すること。

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