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提案書18(3402頁~3601頁) (140 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000190899_00011.html
出典情報 中央社会保険医療協議会 診療報酬調査専門組織・医療技術評価分科会(令和5年度第1回 11/20)《厚生労働省》
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概要図書式

提案番号(6桁)

申請技術名

申請学会名

710101

外来腫瘍化学療法・症状自己記録加算

日本肺癌学会

【技術の概要】

【既存の治療法との比較】

悪性腫瘍を主病とする患者であって入院中の患者以外のも
のに対して、外来化学療法の実施その他の必要な治療にお
いて、患者が症状を記録して診察中にそれを共有して治療
方針を検討した際に算定する。

現在は患者の症状を問診するが、患者の症状日誌を医療者
が評価し、治療を決定するプロセスが体系化されていない

【対象疾患】
悪性腫瘍
【有効性及び診療報酬上の取扱い】
複数のランダム化試験、メタアナリシスによって、患者が症
状日誌を記録して、医療者と共有することで、以下のメリッ
トがあることが知られている。
・患者が自身の治療にたいして積極的な役割を果たせる
・症状の軽減
・健康状態の改善
・QOLの向上
・緊急受診の回数が減少
・予後を延長
Patient-reported symptom monitoring(患者の
症状記録をモニター)によって、生存期間の延長も示された
3541

E. Basch et al., Jama. 318, 197 (2017).