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参考資料3 薬学教育モデル・コア・カリキュラム(素案) (専門研究委員会(第2回)令和4年3月7日 資料2) (93 ページ)

公開元URL https://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chousa/koutou/117/siryo/mext_00002.html
出典情報 薬学教育モデル・コア・カリキュラム改訂に関する専門研究委員会(第3回 5/30)《文部科学省》
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(8)院内感染対策・感染制御
(9)新興感染症・再興感染症等緊急時における適切な薬剤の供給と使用(未承認、適応外使用
含む)
(10)感染制御のおける多職種連携と役割
<評価の指針 重点>
1、2、3、4、5、6、7

F-3
F-3-1

地域医療・公衆衛生への貢献
地域住民の疾病予防・健康維持・増進の推進、介護・福祉への貢献

<ねらい>
地域住民が住み慣れた環境で最後まで安心して暮らせるように、住民の健康に関する相談や指
導等を通して、住民自らの疾病予防や健康維持・増進につながる行動を支援し、プライマリケア
を実践するとともに、多職種と協働しながら、地域包括ケアの担い手として積極的に参画し、地
域医療・介護・福祉の向上に貢献する。
「他領域・項目とのつながり」
この小項目を学ぶために関連の強い項目
「B-1 薬剤師の責務」、
「B-2 薬剤師に求められる社会性」
、「B-3 社会・地域における薬剤師
の活動」、「B-5 情報・科学技術の活用」、「D-1-2 身体の病的変化」、「D-2-22 セルフケア、
セルフメディケーション」、「E-1 人の健康の維持・増進を図る保健・医療」
<学習目標>
1)住民が自らの健康生活を維持するために、薬物治療、食事、運動などの生活習慣改善や QOL
の向上等に有益な知識・情報を積極的に提供する。
2)地域住民が健康な生活をおくる上で適切なアドバイスを気軽に受けられる環境を整備して、
地域住民の健康維持・管理を積極的に支援する。
3)住民の健康相談等において、病状(疾患、重症度等)や体調の推測に必要な情報を適切に収
集・評価し、適切な対応(受診勧奨、救急対応、一般用医薬品等の推奨、生活指導等)を選
択して提案・指導する。
4)住民の健康維持・管理に有用な要指導医薬品・一般用医薬品・医療機器・衛生材料等の正し
い知識の普及を推進し、その適切な具体的管理・使用方法を指導する。
5)地域包括ケアシステムにおける薬剤師の役割を理解し、地域住民の医療・介護・福祉の向上
を目指した生活相談やプライマリケアを実践する。
6)地域における健康・介護・福祉・衛生等の疫学データを活用して、地域住民の健康状態及び
地域独自の介護・福祉・衛生環境等の課題を把握するとともに、それらの課題改善への取り
組みを科学的エビデンスに基づき検討し提案する。
<学習事項> 例示
(1)健康相談で遭遇する症候のプライマリケア
(2)食生活や運動等の基本的生活要因(精神的要因含む)の評価・改善
(3)生活習慣病の予防・治療の基礎知識
(4)セルフケアに有用な要指導医薬品・一般用医薬品、薬局製剤、医療機器、衛生材料等の基
礎知識
(5)地域住民個々の健康維持・増進に寄与する活動への参画
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