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参考資料3 薬学教育モデル・コア・カリキュラム(素案) (専門研究委員会(第2回)令和4年3月7日 資料2) (76 ページ)

公開元URL https://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chousa/koutou/117/siryo/mext_00002.html
出典情報 薬学教育モデル・コア・カリキュラム改訂に関する専門研究委員会(第3回 5/30)《文部科学省》
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3)社会・集団に対して、これらの課題と有効な予防・防止策について適切に情報提供を行い、
その方策の主導的な実施を図る。
4)修得した知識・技能、有効な予防・防止策を、人の健康に係る保健衛生上、公衆衛生上の他
の課題の解決に向けて応用する。
<学習事項> 例示
(1)社会的要因・環境要因等によって起こる疾病や健康被害(生活習慣病、職業病、感染症
等)の社会的背景、変遷
(2)これらの予防・防止における課題の発見・抽出
(3)これらに対する有効な予防・防止策の立案・提言と適切な実施
<評価の指針
1、5、6

重点>

E-1-3 社会的要因・環境要因によって起こる疾病の予防・防止に係る法制度とその運用
<ねらい>
本小項目では、社会・集団において社会的要因・環境要因によって起こる疾病や健康被害に
係る法制度を適切に運用し、これらを予防・防止することによって、健全な社会の維持に貢献
するという視点で学習を行う。当該法制度に関する専門的な知識を修得し、これに基づいた解
析による法制度の運用上の課題の発見、その解決策の策定を行い、社会・集団に対して課題や
適切な法制度運用に関する情報提供を図る。
「他領域・項目とのつながり」
この小項目を学ぶために関連の強い項目
「B 社会と薬学」、「C 科学的根幹としての基礎薬学」及び「D 臨床に繋がる医療薬学」
この小項目を学んだ後につなげる項目
「F-1 薬物治療の実践」、「F-2 医療マネジメント・医療安全の実践」、「F-3 地域医療・
公衆衛生への貢献」
<学習目標>
1)衛生薬学・公衆衛生薬学の視点から、社会・集団において起こる疾病や健康被害に関する法
制度の制定の背景と意義、その運用と留意点について説明する。
2)これらの疾病や健康被害について、社会情勢・国際的な動向も含めた多角的な解析によっ
て、関連法制度の運用における課題を発見・抽出し、関連法制度の適正かつ有効な運用方法
を立案・提言する。
3)社会・集団に対して、関連法制度の有効な運用方法について適切に情報提供を行う。
4)修得した知識・技能、法制度の適正かつ有効な運用法を、保健衛生、公衆衛生に係る他の法
制度において応用する。
<学習事項>
(1)社会・集団において起こる疾病や健康被害に関する制度・法制度(健康増進法、健康保険
法、予防接種法、母子保健法、労働安全衛生法等)の制定の背景・意義
(2)関連法制度の運用における留意点と課題の発見・抽出
(3)関連法制度の適正かつ効果的な運用方法の立案・提言と社会・集団に対する情報提供
<評価指針

重点>
76