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参考資料3 薬学教育モデル・コア・カリキュラム(素案) (専門研究委員会(第2回)令和4年3月7日 資料2) (15 ページ)

公開元URL https://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chousa/koutou/117/siryo/mext_00002.html
出典情報 薬学教育モデル・コア・カリキュラム改訂に関する専門研究委員会(第3回 5/30)《文部科学省》
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「F-1 薬物治療の実践」
、「F-3 地域医療・公衆衛生への貢献」、「F-4 医療現場で活動するた
めに」
<学習目標>
1)国民医療費を概説する。
2)医薬品の市場規模、国内の医薬品生産金額を概説する。
3)医療保険財源が抱える課題を説明する。
4)医療資源を効率的に利用するための方策を列挙する。
5)薬物療法を経済的な視点から評価することの意義について概説する。
6)薬物療法の経済評価手法について概説する。
7)社会保障制度を維持し実効性を高めるために、薬剤師が果たす役割について提案する。
<学習事項> 例示
(1)国民医療費、薬剤費比率
(2)医薬品市場、医薬品生産金額
(3)診療ガイドラインとフォーミュラリー
(4)薬剤経済評価の考え方(分析の立場、費用の種類等)
(5)薬剤経済評価の手法(費用最小化分析、費用便益分析、費用効用分析、費用効果分析)
、モ
デルによる分析手法(マルコフモデル、決定樹モデル等)
(6)医療技術評価(HTA)の基本的な考え方
<評価の指針
11、13、16

重点>

B-5-4 デジタル技術・ビッグデータの利活用
<ねらい>
医療の高度化・複雑化、デジタル化等の技術革新に伴い、薬剤師に求められる役割は今後も変
化していくことが予想される。電子処方箋、オンライン診療・服薬指導、ICT などのデジタル技
術及び医療に関するビッグデータの取扱いと留意点を知り、各種疾患及び薬剤師業務と関連付け
て、これらの技術を活用して医療の質を向上させる方策を提案する。
「他領域・項目とのつながり」
この小項目を学ぶために関連の強い項目
「D-3 医療における意思決定に必要な医薬品情報」、「E-1 人の健康の維持・増進を図る保
健・医療」
この小項目を学んだ後につなげる項目
「F 薬学臨床」、「G 薬学研究」
<学習目標>
1)医療分野における情報科学技術を取り扱う際に必要な倫理観・デジタルプロフェッショナリ
ズム及び基本的原則を理解する。
2)医療分野におけるデジタル技術の活用例(電子処方箋、オンライン診療・服薬指導、医療に
おける ICT 及び AI 技術)について概説する。
3)代表的な医療に関するビッグデータ(レセプト情報・特定健診等情報(NDB: National
Database)、疾患レジストリ、有害事象自発報告データベース等を含むリアルワールドデー
タ)について概説する。
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