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参考資料3 薬学教育モデル・コア・カリキュラム(素案) (専門研究委員会(第2回)令和4年3月7日 資料2) (19 ページ)

公開元URL https://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chousa/koutou/117/siryo/mext_00002.html
出典情報 薬学教育モデル・コア・カリキュラム改訂に関する専門研究委員会(第3回 5/30)《文部科学省》
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3)放射線が生体にどのような影響を及ぼすかを理解し、説明する。
<学習事項> 例示
(1)電磁波の性質、電磁波と物質との相互作用
(2)電子遷移、分子の振動と回転
(3)スピンと磁気共鳴
(4)屈折、旋光性、回折
(5)放射性核種と放射壊変
(6)放射線によるヒトをはじめとする生体への影響
<評価の指針
1、2、4

重点>

C-1-3 エネルギーと熱力学
<ねらい>
多数の分子(原子)の集団である物質の巨視的な性質を扱う熱力学を理解し、酵素反応をはじ
めとする様々な化学反応の進行や状態の変化を物理化学的に理解する。これによって、有機化学
や生化学等の関連する他領域における学習の基盤を形成する。
「他領域・項目とのつながり」
この小項目を学ぶために関連の強い項目
「C-2 医薬品および化学物質の分析法と医療現場における分析法(C-2-2 溶液の化学平衡と
容量分析法、C-2-5 分離分析法)、「C-4 薬学の中の医薬品化学(C-4-2 生体分子とその反
応)、「C-6 生物の増殖と恒常性(C-6-5 生体エネルギーと代謝)」
この小項目を学んだ後につなげる項目
「D-4 薬の生体内運命(D-4-1 薬物の体内動態)」、「D-5 製剤化のサイエンス(D-5-2 DDS
(Drug Delivery System:薬物送達システム))

、「D-6 個別最適化をめざした調剤(D-6-1
薬物と製剤の性質、D-6-2 剤形別調剤)」、「E-2 食品の人の健康の維持・増進における機能
と疾病予防の役割(E-2-1 食品に含まれる健康を維持・増進する栄養素及び疾病治療におけ
るその重要性)」
、「F-1 薬物治療の実践」
<学習目標>
1)ギブズエネルギーと反応の進行との関係を理解し、説明する。
2)物質の状態の変化を熱力学的に理解し、説明する。
3)医薬品の物理的配合変化における相平衡を理解し、説明する。
4)溶質が溶媒に溶けているという溶液の熱力学を理解し、束一的性質を説明する。
5)溶液中のイオンの挙動について理解し、説明する。
6)電気化学的反応の熱力学を理解し、電池について説明する。
<学習事項> 例示
(1)熱力学第一法則
(2)エンタルピーとエントロピー
(3)熱力学第二法則と熱力学第三法則
(4)ギブズエネルギー
(5)化学ポテンシャルと化学平衡
(6)平衡と圧力、温度
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