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参考資料3 薬学教育モデル・コア・カリキュラム(素案) (専門研究委員会(第2回)令和4年3月7日 資料2) (21 ページ)

公開元URL https://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chousa/koutou/117/siryo/mext_00002.html
出典情報 薬学教育モデル・コア・カリキュラム改訂に関する専門研究委員会(第3回 5/30)《文部科学省》
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C-2:医薬品および化学物質の分析法と医療現場における分析法
C-2-1

分析方法の基礎

<ねらい>
医薬品や化学物質の分析は薬物治療モニタリング(TDM)のための薬物濃度測定を始め、薬剤
師としての重要な職務のひとつである。本小項目では分析方法の基礎を学び、医療や品質管理の
現場等で行われている分析法を理解する。
「他領域・項目とのつながり」
この小項目を学ぶために関連の強い項目
「C-2 医薬品および化学物質の分析法と医療現場における分析法(C-2-6 医療現場における
分析法)」
この小項目を学んだ後につなげる項目
「D-1 薬の作用と体の変化」、「D-4 薬の生体内運命(D-4-2 薬物動態の解析)」
、「E-2 食品
の人の健康の維持・増進における機能と疾病予防の役割」
、「E-3 人の健康をまもるための化
学物質の管理と環境の保全」、「F-2 医療マネジメント・医療安全の実践(F-2-1 医薬品の供
給と管理)」
<学習目標>
1)分析器具の役割や特徴、測定値の意味や取扱方法を理解し、説明する。
2)医薬品の品質管理や臨床検査における分析法のバリデーションを理解し、説明する。
<学習事項> 例示
(1)分析器具
(2)測定結果の取扱い
(3)分析法のバリデーション
<評価指標の指針
1、3、4

重点>

C-2-2 溶液の化学平衡と容量分析法
<ねらい>
酸・塩基平衡は、医薬品間に起こる反応、生体体液の恒常性維持を理解するために重要である。
また、医薬品や化学物質の容量分析の原理となる各種の化学平衡を学習し、代表的な容量分析の
方法を理解する。
「他領域・項目とのつながり」
この小項目を学ぶために関連の強い項目
「C-1 化学物質の物理化学的性質(C-1-3 エネルギーと熱力学)、「C-4 薬学の中の医薬品化
学(C-4-2 生体分子とその反応)」
この小項目を学んだ後につなげる項目
「C-2 医薬品および化学物質の分析法と医療現場における分析法(C-2-7 生体に用いる分析
技術・医療機器)など、
「D-4 薬の生体内運命(D-4-1 薬物の体内動態)」
、「D-6 個別最適化
をめざした調剤(D-6-1 薬物と製剤の性質)、「E-2 食品の人の健康の維持・増進における機
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