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参考資料3 薬学教育モデル・コア・カリキュラム(素案) (専門研究委員会(第2回)令和4年3月7日 資料2) (89 ページ)

公開元URL https://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chousa/koutou/117/siryo/mext_00002.html
出典情報 薬学教育モデル・コア・カリキュラム改訂に関する専門研究委員会(第3回 5/30)《文部科学省》
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ともに、薬学的観点からチームの活動に有益な情報を提供する。
2)地域医療・介護などを担う地域の多職種と良好なコミュニケーションを図り、協働に必要な
情報を共有するとともに、薬学的観点から協働に有益な情報を提供する。
3)専門領域の異なる多職種の専門性や思考、意識などの違いをよく理解し、連携する多職種と
どのように関われば最も患者・生活者にとって有益かを常に模索しながら連携に参画する。
4)患者とその家族・介護者に関わる多職種と、患者の状態(病態、検査値、生活環境等)
、治療
経過(治療効果、副作用、心理状態、QOL 等)の情報を共有し、患者の希望を考慮した治療
目標・方針について検討し、より望ましい治療・ケアを提供する。
5)医療機関、薬局、介護関係施設等との会議・研修会等の開催状況を把握し、積極的に参加し
て地域における医療機関、薬局、介護施設等との円滑な連携を図る
<学習事項> 例示
(1)多様な医療チーム(ICT、NST、緩和ケアチーム、褥瘡チーム等)の目的と構成する各職種
(薬剤師を含む)の役割と責務
(2)地域包括ケアシステムにおける保健、医療、介護、福祉に関わる職種の役割と責務
(3)施設間連携や地域医療・介護・福祉における連携に必要な関連制度とその実際
(4)病院と地域の医療連携における具体的な方法(連携クリニカルパス、退院時共同指導、病
院・薬局連携、関連施設との連携等)
(5)薬剤師の在宅療養患者訪問による薬学的指導と関連多職種との情報共有
(6)認定薬局(地域連携薬局や専門医療機関連携薬局)と医療機関、地域の介護・福祉との連

<評価の指針 重点>
1、2、3、4、5、6、7

F-2 医療マネジメント・医療安全の実践
F-2-1 医薬品の供給と管理
<ねらい>
医薬品の製剤的特徴及び医薬品管理に関わる法制度を把握し、医療現場において、医薬品を適
切に取り扱い、供給、管理等を実践する。また、医薬品の物理化学的特徴を基に、多様な病態及
び個別の医療ニーズに対して、既に市販されている薬剤では対応が困難な場合に、調製・管理に
必要な知識に基づき、最適な製剤を調製し使用することを理解し、個別の患者に最適な薬物療法
を目指す。
「他領域・項目とのつながり」
この小項目を学ぶために関連の強い項目
「B-4 医薬品等の規制」
、「C-4 薬学の中の医薬品化学」、「D-5 製剤化のサイエンス」
、「D-6
個別最適化をめざした調剤」、「E-3 人の健康をまもるための化学物質の管理と環境の保
全」
<学習目標>
1)医薬品の安全及び安定供給・管理を適切に実施する。
2)特別な注意を要する医薬品を適切に取り扱う。
3)院内製剤の意義、調製上の手続き、品質管理について理解し、適切に対応する。

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