る機能と疾病予防の役割」、「E-3 人の健康をまもるための化学物質の管理と環境の保全」、
「F-1 薬物治療の実践（F-1-1 薬物治療の個別最適化）」
、
「F-2 医療マネジメント・医療安
全の実践（F-2-1 医薬品の供給と管理）」
＜学習目標＞
1）分離法の原理（分離モード）を説明する。
2）各種の分離法において成分物質が分離基剤とどのような相互作用を通して分離されるのかを
説明する。
3）電場においてイオンがどのような力を受けて互いに分離されるかを説明する。
4）分離された成分物質を検出し定量する方法を説明する。
5）医療において、どのような目的で利用されているかを説明する。
＜学習事項＞ 例示
（1）分離法の原理（分離モード）
（2）液体クロマトグラフィー
（3）その他のクロマトグラフィー（薄層クロマトグラフィー、ガスクロマトグラフィー）
（4）電気泳動法
＜評価の指針
1、3、4

重点＞

C-2-6 医療現場における分析法
＜ねらい＞
臨床検体を正確に分析するには適切な前処理操作が不可欠であり、測定結果の扱いにも注意を
払う必要である。臨床分析における精度管理を理解し、臨床分析法のさまざまな原理を学習する
とともに、医療現場でどのように用いられているか理解する。
「他領域・項目とのつながり」
この小項目を学ぶために関連の強い項目
「C-6 生物の増殖と恒常性（C-6-4 生命活動を担うタンパク質、C-6-8 免疫応答による生体
防御機構）」
この小項目を学んだ後につなげる項目
「D-1 薬の作用と体の変化（D-1-2 身体の病的変化、D-1-3 医薬品の安全性）、「D-4 薬の生
体内運命（D-4-2 薬物動態の解析）、
「E-3 人の健康をまもるための化学物質の管理と環境の
保全（E-3-1 人の健康を脅かす化学物質とその管理）」、「E-4 健康を脅かす感染症の予防と
蔓延の防止」
、「F-1 薬物治療の実践（F-1-1 薬物治療の個別最適化）」
、
「F-3 地域医療・公
衆衛生への貢献」
＜学習目標＞
1）臨床検体が多成分の混合物であるために、特定の成分の分析には検体の前処理が重要である
ことを理解し、説明する。
2）臨床分析の測定結果を厳密に管理する必要性を理解し、説明する。
3）医療現場で用いられる分析法の具体例について、その原理を理解しその目的と特徴を説明す
る。
4）Point Of Care Testing（POCT）とは何か、またその意義を理解し、説明する。

24