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参考資料3 薬学教育モデル・コア・カリキュラム(素案) (専門研究委員会(第2回)令和4年3月7日 資料2) (81 ページ)

公開元URL https://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chousa/koutou/117/siryo/mext_00002.html
出典情報 薬学教育モデル・コア・カリキュラム改訂に関する専門研究委員会(第3回 5/30)《文部科学省》
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1)衛生薬学の視点から、生活環境の不良や環境汚染による健康への影響や健康被害の背景・成
因について説明し、その影響を適正に評価する。
2)放射性物質による環境汚染や電磁波の健康への影響や健康被害の背景・成因について説明
し、その影響を適正に評価する。
3)地球規模環境問題と生態系の衰退について、背景・成因・健康への影響について説明し、そ
の影響を適正に評価する。
4)生活環境の不良や環境汚染による健康への影響や健康被害について、社会情勢・国際的な動
向も含めて多角的に解析することによって、これらの防止を図る上での課題を発見・抽出
し、その有効な防止策について立案・提言する。
5)地球規模環境問題と生態系の衰退の健康への影響について、社会情勢・国際的な動向も含め
て多角的に解析することによって、その有効な防止策について立案・提言する。
6)社会・集団に対して、これらの課題とその有効な防止策について適切に情報提供を行い、そ
の方策の主導的な実施を図る。
7)修得した知識・技能、有効な防止策を、人の健康に係る保健衛生上、公衆衛生上の他の課題
の解決に向けて応用する。
<学習事項> 例示
(1)生活環境(水系、大気系、土壌系、室内環境等)及び自然環境の汚染の背景・成因・人の
健康に対する影響
(2)典型七公害と四大公害の背景・成因・健康被害、救済策・防止策とその評価
(3)地球規模環境問題と生態系の衰退
(4)放射性物質や電磁波による健康被害、救済策・防止策とその評価
(5)生活環境及び自然環境の保全・修復を図る上での課題の発見・抽出
(6)生活環境や自然環境を健全に維持するための防止策・修復策の立案・提言と情報提供、適
切な実施
<評価指針
3、5、6

E-3-3

重点>

人の健康に影響を与える化学物質、環境保全及び廃棄物の管理に係る法制度とその運用

<ねらい>
この小委項目では、人の健康に影響を与える化学物質の管理、環境保全及び廃棄物の処理・
管理に係る法制度を適切に運用し、化学物質や廃棄物に起因する環境汚染や健康被害を防止す
ることによって、健全な社会の維持に貢献するという視点で学習を行う。化学物質の管理、環
境保全及び廃棄物の処理・管理に係る法制度に関する専門的な知識を修得し、これに基づいた
解析による法制度の運用上の課題の発見、その解決策の策定を行い、社会・集団に対して課題
や適切な法制度運用に関する情報提供を図る。
「他領域・項目とのつながり」
この小項目を学ぶために関連の強い項目
「B 社会と薬学」、「C 科学的根幹としての基礎薬学」及び「D 臨床に繋がる医療薬学」
この小項目を学んだ後につなげる項目
「F-1 薬物治療の実践」、「F-2 医療マネジメント・医療安全の実践」、「F-3 地域医療・
公衆衛生への貢献」
<学習目標>
81