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参考資料3 薬学教育モデル・コア・カリキュラム(素案) (専門研究委員会(第2回)令和4年3月7日 資料2) (55 ページ)

公開元URL https://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chousa/koutou/117/siryo/mext_00002.html
出典情報 薬学教育モデル・コア・カリキュラム改訂に関する専門研究委員会(第3回 5/30)《文部科学省》
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(1)循環不全、細胞死、感染、炎症
(2)ナトリウム利尿ペプチドやトロポニンと心不全、逸脱酵素と肝機能障害や筋障害、C 反応性
タンパク質と感染や炎症
<評価の指針
1、2

D-1-3

重点>

医薬品の安全性

<ねらい>
薬物の作用メカニズムに基づき、起こりうる有害反応(副作用)、相互作用、薬物中毒を推測
し、症状や検査値異常を多角的に分析することで医薬品の安全性と適正使用を担保する。また、
社会的背景や適正使用の概念を理解した上で、薬害の防止、薬物乱用やポリファーマシーに対応
する。
「他領域・項目とのつながり」
この小項目を学ぶために関連の強い項目
「B-1 薬剤師の責務」、
「C-7 人体の構造と機能およびその調節(C7-2 器官系概論)」
、「C-4
薬学の中の医薬品化学」
この小項目を学んだ後につなげる項目
「E-1 人の健康の維持・増進を図る保健・医療」、「E-3 人の健康をまもるための化学物質の
管理と環境の保全」、「F-1 薬物治療の実践」
<学習目標>
1)薬の作用、副作用、有害反応、有害事象、有害反応(副作用)、相互作用によって引き起こさ
れる代表的な疾患について説明する。
2)代表的な薬害について説明する。
3)適正使用の概念を理解し、薬物乱用の防止、ポリファーマシーの対応について説明する。
4)薬物中毒の症状とその対策を説明する。
<学習事項> 例示
(1)薬物の作用と副作用、有害反応と有害事象
(2)代表的な薬害と発生要因
(3)適正使用の概念と薬物乱用、ポリファーマシー
(4)薬物中毒の症状、処置、対策
<評価の指針
3、5、6

重点>

D-2 薬物治療に繋がる薬理・病態
<ねらい>
主な疾患の発症メカニズムと病態を理解し、疾患の概念を認識する。疾患に適応のある治療薬
の薬理作用と作用メカニズムを、疾患概念と関連付けて理解するとともに、ガイドライン等から
治療における位置づけを明確化する。さらに、治療薬の効果と有害反応(副作用)の発現頻度を
理解し、治療に必要な情報を把握する。以下に示す目標を達成するため、各小項目に掲げる他領
55