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参考資料3 薬学教育モデル・コア・カリキュラム(素案) (専門研究委員会(第2回)令和4年3月7日 資料2) (14 ページ)

公開元URL https://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chousa/koutou/117/siryo/mext_00002.html
出典情報 薬学教育モデル・コア・カリキュラム改訂に関する専門研究委員会(第3回 5/30)《文部科学省》
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科学的根拠のない医療行為や情報の流布によって患者や地域住民に不利益を生じさせない観点
から、情報を収集・評価・選択・提供する方法を学修し、信頼性の高い情報を臨床現場や地域社
会に提供する。
「他領域・項目とのつながり」
この小項目を学ぶために関連の強い項目
「D-3 医療における意思決定に必要な医薬品情報」、「E-1 人の健康の維持・増進を図る保
健・医療」、
「E-2 食品の人の健康の維持・増進における機能と疾病予防における役割」
この小項目を学んだ後につなげる項目
「F-2 医療マネジメント・医療安全の実践」、
「F-3 地域医療・公衆衛生への貢献」「F-4 医
療現場で活動するために」
<学習目標>
1)主な研究デザインを説明する。
2)根拠に基づく実践(EBP: Evidence Based Practice)の概念を説明する。
3)EBP のステップに基づいて情報収集、批判的吟味を行い、定式化した問題に対して、エビデ
ンスをどう適用するかを考察・判断する。
4)有用な情報の提供や実践の普及を図る方法を提案する。
5)医薬品や食品等の広告規制について説明する。
<学習事項> 例示
(1)観察研究、ランダム化比較試験(RCT)、システマティックレビュー等
(2)根拠に基づく実践(EBP: Evidence Based Practice)の概念・定義
(3)EBP のステップ(疑問の明確化、情報の入手、情報の吟味、適用、評価)
(4)Patient/Population/Problem, Intervention/Exposure, Comparison Outcome, and Time
(PICOT/PECOT)
(5)情報検索と批判的吟味
(6)エビデンスの検索(一般用医薬品、特定保健用食品、栄養機能食品、機能性表示食品等)
(7)食品、医薬品等の広告規制
(8)ヘルスリテラシー
<評価の指針 重点>
7、9、14、17

B-5-3 医療の経済性
<ねらい>
少子高齢化・医療技術の進歩等は医療費高騰の要因であり、医療保険制度を持続させるために
は限られた医療資源を有効活用する必要がある。医療保険財政の現状、薬価の仕組み、薬物療法
の経済性評価について学修し、医療の質を下げることなく効率的に医療を提供する方策を提案す
る。
「他領域・項目とのつながり」
この小項目を学ぶために関連の強い項目
「D-3 医療における意思決定に必要な医薬品情報」
この小項目を学んだ後につなげる項目

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