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参考資料3 薬学教育モデル・コア・カリキュラム(素案) (専門研究委員会(第2回)令和4年3月7日 資料2) (82 ページ)

公開元URL https://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chousa/koutou/117/siryo/mext_00002.html
出典情報 薬学教育モデル・コア・カリキュラム改訂に関する専門研究委員会(第3回 5/30)《文部科学省》
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1)衛生薬学視点から、人の健康に影響を与える化学物質の評価と管理に関する法制度の制定の
背景と意義、その運用と留意点について説明する。
2)人の健康に影響を与える化学物質の評価と管理に関する法制度について、社会情勢・国際的
な動向も含めて多角的に解析することによって、運用上の課題を発見・抽出し、関連法制度
の適正かつ有効な運用方法を立案・提言する。
3)社会・集団に対して、関連法制度の有効な運用方法について適切に情報提供を行う。
4)修得した知識・技能、法制度の適正かつ有効な運用法を、保健衛生、公衆衛生に係る他の法
制度において応用する。
<学習事項>
(1)人の健康に影響を与える化学物質の評価と管理に関する法制度(環境衛生試験法、学校環
境衛生試験法、化管法、化審法、等)の制定の背景・意義
(2)自然環境の健全性の維持に係る法制度(環境基本法、地球温暖化対策推進法等)の制定の
背景・意義
(3)廃棄物の管理・処理に関する法制度(廃棄物処理法、マニフェスト制度等)の制定の背
景・意義
(4)関連法制度の運用における留意点と課題の発見・抽出
(5)関連法制度の適正かつ効果的な運用方法の立案・提言と社会・集団に対する情報提供
<評価の指針 重点>
3、5、6

E-4 健康を脅かす感染症の予防と蔓延の防止
E-4-1 感染症の予防
<ねらい>
この小項目では、大項目B、C及びDで学習した感染症に関する基礎知識をもとに、感染症を
適切に予防することにより、健全な社会の維持に貢献するという視点で学習を行う。感染症と
その予防に関する専門的な知識・技能を修得し、これに基づいた解析による感染症の予防に係
る課題の発見、その解決策の策定を行い、解決策の適切な実施を図る。
「他領域・項目とのつながり」
この小項目を学ぶために関連の強い項目
「B 社会と薬学」、「C 科学的根幹としての基礎薬学」及び「D 臨床に繋がる医療薬学」
この小項目を学んだ後につなげる項目
「F-1 薬物治療の実践」、「F-2 医療マネジメント・医療安全の実践」、「F-3 地域医療・
公衆衛生への貢献」
<学習目標>
1)公衆衛生薬学の視点から、感染症の病原体とその感染経路・感染力等に関して、これまでの
知見や最新の科学的根拠に基づいて説明する。
2)感染症の社会的影響や社会心理について解析し、説明する。
3)消毒等の感染症予防における有効性について評価する。
4)ワクチンの種類と適用できる感染症、有効性・副反応、予防及び蔓延防止における効果に関
して、これまでの知見や最新の科学的根拠に基づいて解析し、説明する。

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