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参考資料3 薬学教育モデル・コア・カリキュラム(素案) (専門研究委員会(第2回)令和4年3月7日 資料2) (3 ページ)

公開元URL https://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chousa/koutou/117/siryo/mext_00002.html
出典情報 薬学教育モデル・コア・カリキュラム改訂に関する専門研究委員会(第3回 5/30)《文部科学省》
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<学習目標>
1)生命倫理/研究倫理の歴史や諸原則について自らの言葉で説明する。
2)生と死に関わる倫理的問題について討議し、自らの考えを述べる。
3)科学的技術の進歩によって生じる倫理的問題について討議し、自らの考えを述べる。
4)医療行為に伴う倫理的問題を法的視点から討議し、自らの考えを述べる。
5)医療と研究の違いについて倫理的配慮の観点から討議し、自らの言葉で説明する。
6)医薬品等によって生じる健康被害の重大性を認識し、薬の専門家としての責任と義務につい
て討議し、自らの考えを述べる。
7)倫理的問題に直面した際の適切な対応について討議し、自らの考えを述べる。
<学習事項> 例示
(1)生命倫理/研究倫理の基本原則(自律尊重、無危害、善行、正義等)
(2)医療に関する倫理(ヒポクラテスの誓い、ジュネーブ宣言、守秘義務等)
(3)生命の誕生を巡る倫理(生殖補助医療、出生前診断等)
(4)生命の終期を巡る倫理(安楽死、尊厳死、終末期ケア、意思決定プロセス等)
(5)先端医療の倫理(ゲノム医療、遺伝子治療、再生医療、臓器移植等)
(6)臨床研究に関わる倫理(ヘルシンキ宣言、ベルモントレポート、インフォームド・コンセ
ント等)
(7)医薬品等による健康被害(薬害、医療事故、重篤な副作用等)と倫理的問題
(8)倫理事例の分析・検討方法(ジョンセンの 4 分割表等)
<評価の指針 重点>
1、2、3、9

B-1-2 患者主体の医療
<ねらい>
患者の人生の伴走者である医療人として、患者固有の人生の物語(ナラティブ)を尊重し、適
切な自己決定を支援することによって患者主体の医療を実践できる薬剤師となるために必要な
力を醸成する。
「他領域・項目とのつながり」
この小項目を学ぶために関連の強い項目
「D 臨床に繋がる医療薬学」、「E 衛生薬学・公衆衛生薬学」
この小項目を学んだ後につなげる項目
「F 臨床薬学」
<学習目標>
1)健康の定義や全人的医療について、自らの言葉で説明する。
2)患者の基本的権利について、自らの言葉で説明する。
3)疾患や治療(服薬)が及ぼす心理的影響や適切な対応について、自らの言葉で説明する。
4)薬害、医療事故、重篤な副作用等が患者・家族に与えた全人的苦痛について討議し、自らの
言葉で説明する。
5)患者―医療者関係が治療に及ぼす影響について討議し、自らの考えを述べる。
6)患者の健康行動や健康信念について、自らの言葉で説明する。
7)人生の発達段階特有の健康課題について、自らの言葉で説明する。
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