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参考資料3 薬学教育モデル・コア・カリキュラム(素案) (専門研究委員会(第2回)令和4年3月7日 資料2) (32 ページ)

公開元URL https://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chousa/koutou/117/siryo/mext_00002.html
出典情報 薬学教育モデル・コア・カリキュラム改訂に関する専門研究委員会(第3回 5/30)《文部科学省》
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恒常性(C-6-4 生命活動を担うタンパク質、C-6-6 細胞間コミュニケーションと細胞内情報
伝達)」
、「D-1 薬の作用と体の変化(D-1-1 薬の作用のメカニズム)」
、「D-2 薬物治療に繋が
る薬理・病態」、「D-3 医療における意思決定に必要な医薬品情報(D-3-3 医薬品情報の評価
と解析、D-3-4 医薬品情報の応用)」

「D-5 製剤化のサイエンス(D-5-1 製剤設計)」
<学習目標>
1)化学構造式に基づいて代表的な医薬品と標的生体高分子の相互作用を説明できる。
<学習事項> 例示
(1)酵素に作用する医薬品
(2)受容体に作用する医薬品
(3)DNA に作用する医薬品
(4)イオンチャネル、トランスポーターに作用する医薬品
<評価の指針
1、3、4

重点>

C-4-4 医薬品のコンポーネント
<ねらい>
医薬品の薬効、副作用及び動態は、医薬品の化学構造的特徴に基づいた生体内標的の選択性に
よって大きく影響される。また、製剤中での安定性も化学構造、特に部分構造から類推できる。
医薬品中の部分構造の特徴を学習することによって、薬理学(副作用を含めて)や製剤学の分子
的理解の基盤を形成する。
「他領域・項目とのつながり」
この小項目を学ぶために関連の強い項目
「C-1 化学物質の物理化学的性質(C-1-1 化学結合と化学物質・タンパク質間相互作用、C1-3 エネルギーと熱力学)」
、「C-3 薬学の中の有機化学(C-3-3 有機化合物の基本構造と反
応性)」
、「C-4 薬学の中の医薬品化学」
この小項目を学んだ後につなげる項目
「C-4 薬学の中の医薬品化学(C-4-5 代表的疾患の治療薬とその作用機序)」
、「C-5 薬学の
中の天然物化学、生薬学(C-5-2 天然由来医薬品各論)」、「D-2 薬物治療に繋がる薬理・病
態(D-2-20 遺伝子治療、移植治療)
」、「D-3 医療における意思決定に必要な医薬品情報(D3-3 医薬品情報の評価と解析、D-3-4 医薬品情報の応用)」
、「D-4 薬の生体内運命(D-4-1 薬
物の体内動態)」
、「D-5 製剤化のサイエンス(D-5-2 DDS(Drug Delivery System:薬物送達
システム))」、「E4 健康を脅かす感染症の予防と蔓延(E-4-2 感染症の蔓延の防止・収束)」

「F1 薬物治療の実践(F-1-1 薬物治療の個別最適化)」
<学習目標>
1)医薬品の特定標的分子への結合を化学的に説明できる。
2)薬物動態や副作用・毒性などの特性がもたらせる物理化学的及び化学的根拠を医薬品の特徴
的な部分構造から説明できる。
<学習事項> 例示
(1)ファーマコフォア
(2)バイオアイソスター
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