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参考資料3 薬学教育モデル・コア・カリキュラム(素案) (専門研究委員会(第2回)令和4年3月7日 資料2) (37 ページ)

公開元URL https://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chousa/koutou/117/siryo/mext_00002.html
出典情報 薬学教育モデル・コア・カリキュラム改訂に関する専門研究委員会(第3回 5/30)《文部科学省》
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命(D-4-1 薬物の体内動態)」、「D-5 製剤化のサイエンス(D-5-2 DDS(Drug Delivery
System:薬物送達システム)」
<学習目標>
1)真核生物の受精卵の分化・増殖に基づいた個体発生における遺伝情報の伝達と発現の特徴を
説明できる。
2)微生物の分裂・増殖、遺伝子伝達と発現の特徴を説明できる。

<学習事項> 例示
(1)遺伝情報の伝達と発現
(2)有糸分裂と減数分裂による遺伝情報の伝達
(3)遺伝情報の発現
(4)遺伝子変異と遺伝子型
(5)遺伝子工学技術の概略
<評価の指針 重点>
2、3

C-6-3 微生物の分類、構造、生活環
<ねらい>
細菌やウイルスの正確な理解は、感染症及びその治療に必須の知識基盤である。細菌細胞の構
造、増殖機構、エネルギー産生と酸素に対する挙動を学習することによって、多種の細菌が感染
症の起因であることの理解を促す。また、真核生物では見られない遺伝子伝達現象を学習するこ
とによって、感染症学及び治療学で重要な項目となる抗菌薬耐性菌への正しい対応につなげる。
細菌を軸とした病原体の学習をもとにウイルスや真菌の共通性及び特殊性を理解することにより、
感染症と治療の主体となる病原体に対する知識基盤を形成する。
「他領域・項目とのつながり」
この小項目を学ぶために関連の強い項目
「C-6 生物の増殖と恒常性(C-6-1 生命の最小単位としての細胞、C-6-2 生命情報を担う遺
伝子)」
この小項目を学んだ後につなげる項目
「D-2 薬物治療に繋がる薬理・病態(D-2-17 感染症と治療薬)」、「F-2 医療マネジメン
ト・医療安全の実践(F-2-4 臨床現場での感染制御)」
<学習目標>
1)細菌細胞の構造の違いをグラム染色性に基づいて説明する。
2)細菌の増殖機構、エネルギー産生と酸素に対する挙動について説明する。
3)細菌特有の遺伝子伝達現象(接合、形質導入、形質転換)について説明する。
4)ウイルスの分類、粒子構造及び増殖機構について説明する。
5)真菌の分類、細胞構造、増殖機構について説明する。
<学習事項> 例示
(1)微生物(ウイルス、細菌、真菌)の粒子・細胞とヒト細胞との相違
(2)細菌のグラム染色性と系統分類
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