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参考資料3 薬学教育モデル・コア・カリキュラム(素案) (専門研究委員会(第2回)令和4年3月7日 資料2) (64 ページ)

公開元URL https://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chousa/koutou/117/siryo/mext_00002.html
出典情報 薬学教育モデル・コア・カリキュラム改訂に関する専門研究委員会(第3回 5/30)《文部科学省》
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<学習目標>
1)代表的な悪性新生物(がん)の発症メカニズムや病態と、治療薬の開発の歴史、薬理作用や
適応とを関連付け、治療薬の薬物治療における一般的な位置づけを把握し、疾患へ適用する
根拠を理解する。
2)悪性新生物(がん)の治療薬の有害反応(副作用)を軽減させるための対処方法を説明する。
3)悪性新生物(がん)の治療薬に対する耐性獲得メカニズムや、耐性が出現した際の対応を説
明する。
<学習事項> 例示
(1)胃癌、肺癌、乳癌、大腸癌、子宮癌、前立腺癌、肝癌、慢性骨髄性白血病、多発性骨髄腫
(2)支持療法、慢性期の薬学的管理
(3)治療薬に対する耐性獲得メカニズム、耐性出現防止方策、耐性出現時の対応
<評価の指針
1、2、3

D-2-19

重点>

緩和医療と治療薬

「他領域・項目とのつながり」
この小項目を学ぶために関連の強い項目
「B-1 薬剤師の責務」、
「C-4 薬学の中の医薬品化学(C-4-5 代表的疾患の治療薬とその作用
機序)」
、「C-7 人体の構造と機能およびその調節(C-7-2 器官系概論)」
この小項目を学んだ後につなげる項目
「F-1 薬物治療の実践」
<学習目標>
1)各種疾患やがんに伴う疼痛をはじめとする苦痛を緩和する医薬品の薬理作用及び作用メカニ
ズムと症状コントロールのマネジメントと関連付けて説明する。
2)がん終末期の病態と発症メカニズムを説明し、病態(病態生理、症状など)との関連性を説
明する。
<学習事項> 例示
(1)がん性疼痛、慢性疼痛、神経因性疼痛
(2)がん悪液質
<評価の指針
1、2、3

重点>

D-2-20 遺伝子治療、移植治療
「他領域・項目とのつながり」
この小項目を学ぶために関連の強い項目
「B-1 薬剤師の責務」、
「B-5 情報・科学技術の活用(B-5-4 デジタル技術・ビッグデータの
利活用)」
、「C-6 生物の増殖と恒常性(C-6-1 生命の最小単位としての細胞、(C-6-2 生命情
報を担う遺伝子)」
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