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参考資料3 薬学教育モデル・コア・カリキュラム(素案) (専門研究委員会(第2回)令和4年3月7日 資料2) (20 ページ)

公開元URL https://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chousa/koutou/117/siryo/mext_00002.html
出典情報 薬学教育モデル・コア・カリキュラム改訂に関する専門研究委員会(第3回 5/30)《文部科学省》
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(7)酵素反応とギブズエネルギー
(8)相平衡と相律、相転移
(9)物理的配合変化と相平衡
(10)束一的性質と食塩価法
(11)活量と活量係数
(12)電解質溶液の伝導率とイオン強度
(13)電池と電極電位
(14)細胞膜電位
<評価の指針
1、2、4

重点>

C-1-4 反応速度
<ねらい>
医薬品は時間とともに分解し、生体内では種々酵素により代謝される。これら反応の定量的解
析は個々の患者への薬物治療を最適化し、安全を確保するためには重要である。医薬品の分解、
酵素反応等種々の化学反応に関わる物質の量や状態が時間とともに変化することを理解し、その
変化を速度として捉えるとともに、反応の様式とそれに伴う反応次数を学ぶ。さらに反応速度へ
の温度の影響及び酵素反応と阻害様式について理解する。
「他領域・項目とのつながり」
この小項目を学ぶために関連の強い項目
「C-3 薬学の中の有機化学(C-3-1 物質の基本的性質)」
、「C-4 薬学の中の医薬品化学(C4-2 生体分子とその反応)、「C-6 生物の増殖と恒常性(C-6-4 生命活動を担うタンパク質)」
この小項目を学んだ後につなげる項目
「D-4 薬の生体内運命(D-4-1 薬物の体内動態、D-4-2 薬物動態の解析)、「D-5 製剤化のサ
イエンス(D-5-2 DDS(Drug Delivery System:薬物送達システム)

、「D-6 個別最適化を
めざした調剤(D-6-1 薬物と製剤の性質、D-6-2 剤形別調剤)」
、「E-2 食品の人の健康の維
持・増進における機能と疾病予防の役割(E-2-1 食品に含まれる健康を維持・増進する栄養
素及び疾病治療におけるその重要性)、「F-1 薬物治療の実践(F-1-1 薬物治療の個別最適
化)」
<学習目標>
1)化学反応にともなう変化を定量的に解析する方法を理解し、説明する。
2)化学反応が様々な因子(特に温度)によって影響を受ける理由を理解し、説明する。
3)酵素による化学反応が阻害される様々な仕組みを理解し、説明する。
<学習事項> 例示
(1)反応次数と速度定数
(2)複合反応
(3)反応速度と温度
(4)酵素反応と阻害様式
<評価の指針
1、2、4

重点>

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