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参考資料3 薬学教育モデル・コア・カリキュラム(素案) (専門研究委員会(第2回)令和4年3月7日 資料2) (80 ページ)

公開元URL https://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chousa/koutou/117/siryo/mext_00002.html
出典情報 薬学教育モデル・コア・カリキュラム改訂に関する専門研究委員会(第3回 5/30)《文部科学省》
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「F-1 薬物治療の実践」、「F-2 医療マネジメント・医療安全の実践」、「F-3 地域医療・公
衆衛生への貢献」
<学習目標>
1)衛生薬学の視点から、社会・集団において使用される化学物質の体内動態や毒性、発がん等
の有害作用等の健康に対する影響とこれに対する生体防御機構について説明し、その影響を
適正に評価する。
2)薬物乱用の健康被害、社会的な影響につい説明し、その防止策を適正に評価する。
3)化学物質の安全性評価と管理方法について説明し、適正に評価する。
4)原因不明死と薬学的アプローチによる死因究明について説明する。
5)化学物質の管理と適正使用、薬物乱用の防止について、社会情勢・国際的な動向も含めて多
角的に解析することによって、健全な生態系や生活環境の維持を図る上での課題を発見・抽
出し、その解決に向けた有効な予防・防止策について立案・提言する。
6)社会・集団に対して、これらの課題とその予防・防止・解決策について適切に情報提供を行
い、その方策の主導的な実施を図る。
7)修得した知識・技能、有効な予防・防止・解決策を、人の健康に係る保健衛生上、公衆衛生
上の他の課題の解決に向けて応用することができる。
<学習事項> 例示
(1)化学物質の健康影響(体内動態・毒性、発がん等の有害作用等)と生体防御機構
(2)化学物質の安全性の評価と管理の意義、安全評価の実施
(3)薬物乱用による健康被害・社会的影響
(4)原因不明死と死因究明に向けた薬学的アプローチ
(5)化学物質の管理と適正使用、薬物乱用防止、死因究明により健全な生態系や生活環境の維
持を図る上での課題の発見・抽出
(6)課題解決に向けた有効な予防・防止・解決策の立案・提言と情報提供、適切な実施
<評価の指針 重点>
3、5、6

E-3-2 人の健康に影響を与える生活環境・自然環境とその保全
<ねらい>
この小項目では、大項目B、C及びDで学習した人の健康に影響を与える環境因子に関する基
礎知識をもとに、生活環境や自然環境を適切に保全することにより、健全な社会の維持に貢献
するという視点で学習を行う。生活環境の不良や自然環境の汚染による健康影響とその評価に
関する専門的な知識・技能を修得し、これに基づいた解析による健康被害の防止に係る課題の
発見、その解決策の策定を行い、解決策の適切な実施を図る。
「他領域・項目とのつながり」
この小項目を学ぶために関連の強い項目
「B 社会と薬学」、「C 科学的根幹としての基礎薬学」及び「D 臨床に繋がる医療薬学」
この小項目を学んだ後につなげる項目
「F-1 薬物治療の実践」、「F-2 医療マネジメント・医療安全の実践」、「F-3 地域医療・
公衆衛生への貢献」
<学習目標>
80