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資料1 人口減少社会の中での総合的な国力の強化(財政各論Ⅰ) (70 ページ)

公開元URL https://www.mof.go.jp/about_mof/councils/fiscal_system_council/sub-of_fiscal_system/proceedings/material/20260423zaiseia.html
出典情報 財政制度等審議会 財政制度分科会(4/23)《財務省》
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自衛官の処遇改善

防衛

○ 自衛官俸給表を含む給与体系の見直しを令和9年度に行うべく検討が行われている。見直しにあたり、自衛官固有の特殊性に
ついて適切に評価しつつ、他の公務員職種との公平性・国民の理解を得るための公正性の観点を踏まえて検討する必要。また、
俸給表と諸手当による二重の評価が生じないよう、いずれによる評価が適切かを見極めた上で、給与体系全体の改定が必要。
○ 加えて、給与面での処遇に加え、エンゲージメントの高い組織づくりや自衛官の社会的地位の向上といった包括的な取組を通
じた働きがい・やりがいを高めるための方策について、諸外国の事例なども参考にしながら、具体策を検討していくべき。
◆自衛官の処遇・勤務環境の改善及び新たな生涯設計の確立に
関する基本方針(抄)(令和6年12月20日)
自衛官の任務や勤務環境の特殊性、課された制約や負担に見合った給与とす
るため、現在実施している勤務実態調査の結果や公平性・公正性を確保するた
めの部外の専門家の意見を踏まえ、あるべき俸給表の水準や俸給月額の算定の
仕組みについて検討し、自衛官の俸給表を令和10年度に改定することを目指す。

◆自衛官の処遇・勤務環境の改善及び新たな生涯設計の確立に
関する関係閣僚会議における総理指示(令和7年12月22日)
(前略)特に、国家安全保障戦略など三文書の改定を来年末までに行うとい
うことにしましたので、これに併せて、自衛隊創設以来、約70年間で初めてとなる
「自衛官俸給表」の独自の改定を前倒しで行うよう作業を進めてください。また、
自衛官の社会的地位の向上を始めとする包括的な処遇改善策など、自衛官の
人材確保のための新たな方策を検討し、可能なものから速やかに実施してくださ
い。よろしくお願いいたします。

◆自衛官固有の特殊性を評価している手当等の例
自衛官固有の特殊性

諸手当等での評価例

①自衛官固有の危険性・困難性を
伴う任務への対応

• 落下傘降下作業手当
• レンジャー作業手当

②24時間勤務態勢下での
業務への拘束性

• 一部の食住の無償提供
• 指定場所生活調整金

③我が国防衛という任務の性格に起因
する広域・地方間異動の頻度等

• 作戦環境等順応手当

(出所)防衛人事審議会「第10回処遇・給与部会」(令和8年3月13日)資料

◆自衛官の処遇改善に係る防衛省の見解
・自衛官固有の特殊性については、給与面での適切な処遇に加え、エンゲージメン
トの高い組織づくりや自衛官の社会的地位の向上といった包括的な取組と一体
で推進し対応することが必要。

◆エンゲージメントの高い組織づくりに係る取組
「自衛官の処遇・勤務環境の改善及び新たな生涯設計の確立に関する基本方
針」(令和6年12月20日)にも示されたとおり、自衛隊という組織全体のパフォー
マンスを向上していくに当たっては、隊員一人ひとりが士気高く、やりがいを感じて働
ける、エンゲージメントの高い組織としていくことが重要。特に、一般社会において、
自らの達成感や成長感といった精神的充実が得られる職場を選好するようになって
いることも踏まえ、以下の取組が必要。
①組織文化の改革
②エンゲージメント・サーベイの継続実施
③マネジメント能力向上に向けた取組

◆諸外国における社会的地位の向上に係る施策の事例
 軍人の任務や実像が社会全体に理解されるような取組
(例:英国 Whole of Society Approachの一環としてのギャップイヤー制度の
導入)
 軍人を平素から支える家族への理解や共感を示す機会の設定
(例:米国 The Month of the Military Child)
 軍人への各種優遇・割引の促進
(例:米国 Military Friendly🄬🄬)
 殉職者の追悼のあり方の検討
(例:各国 一般国民がいつでも追悼できる慰霊碑や記念施設)
 現役軍人・退役軍人への高等教育機会拡充
(例:米国 GI Bill、Tuition Assistance Program)
(出所)防衛人事審議会「第10回処遇・給与部会」(令和8年3月13日)資料

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