よむ、つかう、まなぶ。
資料1 人口減少社会の中での総合的な国力の強化(財政各論Ⅰ) (37 ページ)
出典
| 公開元URL | https://www.mof.go.jp/about_mof/councils/fiscal_system_council/sub-of_fiscal_system/proceedings/material/20260423zaiseia.html |
| 出典情報 | 財政制度等審議会 財政制度分科会(4/23)《財務省》 |
ページ画像
ダウンロードした画像を利用する際は「出典情報」を明記してください。
低解像度画像をダウンロード
プレーンテキスト
資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。
医療分野への理工系人材の配分の在り方
医療・介護
○ 医療分野の専門職である医師・歯科医師・薬剤師は、いずれも総数が増加しており、特に女性の伸びが顕著。また、理工系の高
等教育を受ける人材の3分の1、特に女性については6割が保健分野の学問を専攻している状況。
○ 人口減少が続く中で、特定の業種・分野に人材が偏ることは、他分野への専門人材の供給に影響を及ぼしていることが懸念される。
例えば、医学部については、足もとの医学部定員が今後も維持された場合、2050年には約85人に1人(1970年の約5倍)が
医学部に進学する見込み。こうした状況が、理工系分野の高等教育を受けた人材の配分の在り方として課題がないか、社会経済
全体の発展・成長に向け、希少な人材を最大限に有効活用する観点から検証が加えられるべきではないか。
医療機関・薬局に勤務する医師・歯科医師・薬剤師数の変化
◆18歳人口千人あたりの医師養成数
(万人)
35
30
25
8.1
(24.4%)
2.8
(12.5%)
(人)
17.0
(65.1%)
10
5
0
19.3
(87.5%)
医師
12
10
20
15
14
1.1
(14.5%)
6.9
(64.8%)
6.8
(85.5%)
3.7
(35.2%)
歯科医師
薬剤師
25.0
(75.6%)
医師
男性
女性
1994
(出所)厚生労働省「医師・歯科医師・薬剤師統計」
8
2.7
(27.0%)
6
7.3
(73.0%)
9.1
(34.9%)
歯科医師
薬剤師
4
2
0
2024
2050年
18歳人口千人あたり11.8人
(約85人に1人が医学部進学)
2005年
18歳人口千人あたり5.62人
(約178人に1人が医学部進学)
2024年
18歳人口千人あたり8.62人
(約116人に1人が医学部進学)
1970年
18歳人口千人あたり2.29人
(約436人に1人が医学部進学)
1960 1970 1980 1990 2000 2010 2020 2030 2040 2050 (年)
(出所)厚生労働省「第2回医師養成過程を通じた医師の偏在対策等に関する検討会」(2024年2月26日)資料を一部加工
理工系大学生に占める保健系学科の割合
2025年における大学1年次在籍学生では、理工系(理学・工学・農
学・保健・教養課程(理系))の学科に在籍する学生の約36%が
保健系(医学・歯学・薬学・看護学等)の学科に在籍。更に、女性
では理工系のうち約60%が保健系の学科に在籍。
理工系学科に占める
保健系学科在籍者の割合
全体
男性
女性
36.2%
20.0%
59.9%
総数に占める
保健系学科在籍者の割合
11.9%
1.8%
17.2%
(出所)文部科学省「令和7年度学校基本調査」に基づき財務省において算出。
◆ 第204回国会参議院厚生労働委員会第11号
(2021年4月22日)議事録(抄)
○厚生労働大臣:(前略)一方で、確かに医師自体がそんな年間数十万人も
生まれている子供の中の何割には達しないと思いますが、これはよく我々、ま
あ自分の地元の地方である話なんですが、やっぱり優秀な人材が医師にな
るんですよ。有能な人材が医師を目指すことによって、例えばもっと理学や
工学等々でいろんな技術革新をしていくような方々が医師に取られていく
というような、そういう教育現場で嘆く方々はおられます。ですから、そうい
う意味も含めて、優秀な人材が医師に流れることによっていろんな経済成
長、発展の場を失っているのではないかというようなことも声としてはある
36
のは事実だというふうに思います。
医療・介護
○ 医療分野の専門職である医師・歯科医師・薬剤師は、いずれも総数が増加しており、特に女性の伸びが顕著。また、理工系の高
等教育を受ける人材の3分の1、特に女性については6割が保健分野の学問を専攻している状況。
○ 人口減少が続く中で、特定の業種・分野に人材が偏ることは、他分野への専門人材の供給に影響を及ぼしていることが懸念される。
例えば、医学部については、足もとの医学部定員が今後も維持された場合、2050年には約85人に1人(1970年の約5倍)が
医学部に進学する見込み。こうした状況が、理工系分野の高等教育を受けた人材の配分の在り方として課題がないか、社会経済
全体の発展・成長に向け、希少な人材を最大限に有効活用する観点から検証が加えられるべきではないか。
医療機関・薬局に勤務する医師・歯科医師・薬剤師数の変化
◆18歳人口千人あたりの医師養成数
(万人)
35
30
25
8.1
(24.4%)
2.8
(12.5%)
(人)
17.0
(65.1%)
10
5
0
19.3
(87.5%)
医師
12
10
20
15
14
1.1
(14.5%)
6.9
(64.8%)
6.8
(85.5%)
3.7
(35.2%)
歯科医師
薬剤師
25.0
(75.6%)
医師
男性
女性
1994
(出所)厚生労働省「医師・歯科医師・薬剤師統計」
8
2.7
(27.0%)
6
7.3
(73.0%)
9.1
(34.9%)
歯科医師
薬剤師
4
2
0
2024
2050年
18歳人口千人あたり11.8人
(約85人に1人が医学部進学)
2005年
18歳人口千人あたり5.62人
(約178人に1人が医学部進学)
2024年
18歳人口千人あたり8.62人
(約116人に1人が医学部進学)
1970年
18歳人口千人あたり2.29人
(約436人に1人が医学部進学)
1960 1970 1980 1990 2000 2010 2020 2030 2040 2050 (年)
(出所)厚生労働省「第2回医師養成過程を通じた医師の偏在対策等に関する検討会」(2024年2月26日)資料を一部加工
理工系大学生に占める保健系学科の割合
2025年における大学1年次在籍学生では、理工系(理学・工学・農
学・保健・教養課程(理系))の学科に在籍する学生の約36%が
保健系(医学・歯学・薬学・看護学等)の学科に在籍。更に、女性
では理工系のうち約60%が保健系の学科に在籍。
理工系学科に占める
保健系学科在籍者の割合
全体
男性
女性
36.2%
20.0%
59.9%
総数に占める
保健系学科在籍者の割合
11.9%
1.8%
17.2%
(出所)文部科学省「令和7年度学校基本調査」に基づき財務省において算出。
◆ 第204回国会参議院厚生労働委員会第11号
(2021年4月22日)議事録(抄)
○厚生労働大臣:(前略)一方で、確かに医師自体がそんな年間数十万人も
生まれている子供の中の何割には達しないと思いますが、これはよく我々、ま
あ自分の地元の地方である話なんですが、やっぱり優秀な人材が医師にな
るんですよ。有能な人材が医師を目指すことによって、例えばもっと理学や
工学等々でいろんな技術革新をしていくような方々が医師に取られていく
というような、そういう教育現場で嘆く方々はおられます。ですから、そうい
う意味も含めて、優秀な人材が医師に流れることによっていろんな経済成
長、発展の場を失っているのではないかというようなことも声としてはある
36
のは事実だというふうに思います。