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資料1 人口減少社会の中での総合的な国力の強化(財政各論Ⅰ) (63 ページ)
出典
| 公開元URL | https://www.mof.go.jp/about_mof/councils/fiscal_system_council/sub-of_fiscal_system/proceedings/material/20260423zaiseia.html |
| 出典情報 | 財政制度等審議会 財政制度分科会(4/23)《財務省》 |
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総合的な国力の強化
防衛
○ 近年の戦いの様相に目を向けると、ウクライナ侵略以降増加するサイバー攻撃や、米軍によるオペレーション“Epic Fury”(本年2
月:イラン)での宇宙・サイバー能力の活用に見られるように、ハイブリッド戦の重要性の高まりが窺える。
○ また、我が国では、重要物資の特定国への依存を低下させるなどの経済安全保障の取組を講じてきており、今後さらに重要鉱物
等の経済安全保障上の重要分野に関する危機管理投資の検討を進める方針。
○ 戦いが長期化する状況では、防衛力にとどまらない国家全体の国力が問われることになる。情報力や技術力、経済力等を含めた
総合的な国力の強化に取り組むべき。
◆経済安全保障推進法に基づく特定重要物資
ウクライナ当局が特定したサイバー攻撃事案数の推移
(単位:件)
6,000
4,315
4,000
2,000
0
1,350
2021年
2,194
2022年
2,543
2023年
2024年
(出所)防衛省 「第3回防衛力変革推進本部」 (令和7年12月18日)関連資料に基づき、財務省作成
ロシアはサイバー攻撃を軍事的・政治的目的達成のために利用しているとみられ、
2022年のウクライナ侵略前に、同国の政府機関や重要インフラ事業者等の情報
システム・ネットワークへの攻撃を行っていたとされている。
(出所)国家サイバー統括室「サイバーセキュリティ戦略」(令和7年12月23日)
◆Epic Furyに関するブリーフィング(ケイン米軍統合参謀本部議長)
H-Hourにおいて敵が目にするのはただひとつ―スピード、奇襲、そして暴力的行
動 の み と し た 。 最 初 の 行 動 者 は CYBERCOM ( 注 : サ イ バ ー 軍 ) と
SPACECOM(注:宇宙軍)であり、非動態的効果を幾重にも重ね、イラン
の探知・通信・対応能力を混乱・劣化・無効化した。
(注)H-Hourは作戦開始時間の意。
(出所)US Central Command “Operations Epic Fury” Press Briefing (2026年3月2日)
・支援の対象となる物資は下表の合計16物資。これまでの予算の総額は2兆
5,518億円(2026年2月時点)。2025年12月には、人工呼吸器、無人
航空機、人工衛星、ロケットの部品が新たに追加。
抗菌性物質製剤
肥料
船舶部品
人工呼吸器
半導体
蓄電池
航空機部品
無人航空機
永久磁石
先端電子部品
工作機械・
産業用ロボット
人工衛星
重要鉱物
天然ガス
クラウド
プログラム
ロケット部品
◆「強い経済」を実現する総合経済対策(抄)(令和7年11月21日閣議決定)
危機管理投資・成長投資により「強い経済」を実現する。様々なリスクや社会
課題に対して、官民が手を携え、先手を打って取り組む「危機管理投資」を成
長戦略の肝とする。これにより、世界共通の課題解決に資する製品・サービス・イ
ンフラを創出し、日本の持続的な成長力と国際的な存在感を高める。(中略)
GXやAI・半導体に続き、造船、量子、重要鉱物など経済安全保障上重
要な分野における危機管理投資に関し、新たな財源確保の枠組みについての
検討に着手する。
◆第221回国会における高市内閣総理大臣 施政方針演説(抄)(令和8年2月20日)
いよいよ本国会では、日本と日本人の底力を活かし、力強い経済政策と力強い外交・安全保障政策を推し進めるべく、広範な政策を本格的に起動させます。外交力、
62
防衛力、経済力、技術力、情報力、そして人材力。日本の総合的な国力を徹底的に強くしていく。
防衛
○ 近年の戦いの様相に目を向けると、ウクライナ侵略以降増加するサイバー攻撃や、米軍によるオペレーション“Epic Fury”(本年2
月:イラン)での宇宙・サイバー能力の活用に見られるように、ハイブリッド戦の重要性の高まりが窺える。
○ また、我が国では、重要物資の特定国への依存を低下させるなどの経済安全保障の取組を講じてきており、今後さらに重要鉱物
等の経済安全保障上の重要分野に関する危機管理投資の検討を進める方針。
○ 戦いが長期化する状況では、防衛力にとどまらない国家全体の国力が問われることになる。情報力や技術力、経済力等を含めた
総合的な国力の強化に取り組むべき。
◆経済安全保障推進法に基づく特定重要物資
ウクライナ当局が特定したサイバー攻撃事案数の推移
(単位:件)
6,000
4,315
4,000
2,000
0
1,350
2021年
2,194
2022年
2,543
2023年
2024年
(出所)防衛省 「第3回防衛力変革推進本部」 (令和7年12月18日)関連資料に基づき、財務省作成
ロシアはサイバー攻撃を軍事的・政治的目的達成のために利用しているとみられ、
2022年のウクライナ侵略前に、同国の政府機関や重要インフラ事業者等の情報
システム・ネットワークへの攻撃を行っていたとされている。
(出所)国家サイバー統括室「サイバーセキュリティ戦略」(令和7年12月23日)
◆Epic Furyに関するブリーフィング(ケイン米軍統合参謀本部議長)
H-Hourにおいて敵が目にするのはただひとつ―スピード、奇襲、そして暴力的行
動 の み と し た 。 最 初 の 行 動 者 は CYBERCOM ( 注 : サ イ バ ー 軍 ) と
SPACECOM(注:宇宙軍)であり、非動態的効果を幾重にも重ね、イラン
の探知・通信・対応能力を混乱・劣化・無効化した。
(注)H-Hourは作戦開始時間の意。
(出所)US Central Command “Operations Epic Fury” Press Briefing (2026年3月2日)
・支援の対象となる物資は下表の合計16物資。これまでの予算の総額は2兆
5,518億円(2026年2月時点)。2025年12月には、人工呼吸器、無人
航空機、人工衛星、ロケットの部品が新たに追加。
抗菌性物質製剤
肥料
船舶部品
人工呼吸器
半導体
蓄電池
航空機部品
無人航空機
永久磁石
先端電子部品
工作機械・
産業用ロボット
人工衛星
重要鉱物
天然ガス
クラウド
プログラム
ロケット部品
◆「強い経済」を実現する総合経済対策(抄)(令和7年11月21日閣議決定)
危機管理投資・成長投資により「強い経済」を実現する。様々なリスクや社会
課題に対して、官民が手を携え、先手を打って取り組む「危機管理投資」を成
長戦略の肝とする。これにより、世界共通の課題解決に資する製品・サービス・イ
ンフラを創出し、日本の持続的な成長力と国際的な存在感を高める。(中略)
GXやAI・半導体に続き、造船、量子、重要鉱物など経済安全保障上重
要な分野における危機管理投資に関し、新たな財源確保の枠組みについての
検討に着手する。
◆第221回国会における高市内閣総理大臣 施政方針演説(抄)(令和8年2月20日)
いよいよ本国会では、日本と日本人の底力を活かし、力強い経済政策と力強い外交・安全保障政策を推し進めるべく、広範な政策を本格的に起動させます。外交力、
62
防衛力、経済力、技術力、情報力、そして人材力。日本の総合的な国力を徹底的に強くしていく。