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資料1 人口減少社会の中での総合的な国力の強化(財政各論Ⅰ) (20 ページ)
出典
| 公開元URL | https://www.mof.go.jp/about_mof/councils/fiscal_system_council/sub-of_fiscal_system/proceedings/material/20260423zaiseia.html |
| 出典情報 | 財政制度等審議会 財政制度分科会(4/23)《財務省》 |
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土地生産性の向上
農林水産
○ 米や麦・大豆といった穀物の「土地生産性」を見ると、単位面積当たりの生産量(単収)について、諸外国では、品種改良や営
農技術の向上により、近年も継続的に増加してきたのに対し、我が国では伸び悩んでいる。適地適作の考え方の下、品種改良
等も含め、単収の増加を図っていくことが重要である。
○ 米について、かつて単収1トンを超える事例も見られたが、足もとの平均単収は547kg(2025年)に留まっている。中食・外食向
けの業務用米が主食用の4割を占める状況となる中で、食味に偏った生産を見直していくべきではないか。
○ 作物の付加価値を高めていく視点も大切である。例えば、実需者と継続的な取引関係を構築し、ニーズ(特定の品種や栽培方
法等)と結びついた生産を進めていくことが重要である。また、穀物から、野菜などの高収益作物への転換を進めていくことも必要
である。
(kg/10a)※籾重ベース
米
900
アメリカ
800
704.0
700
670.2
600
512.8
500
494.6
400
563.7
626.4
小麦
(kg/10a)
854.0
日本
中国
704.0
663.9
800
711.8
668.0
600
518.1
574.2
400
373.8
310.0
300
305.0
1980 1985 1990 1995 2000 2005 2010 2015 2020
(出所)国連食糧農業機関「FAOSTAT」 (1980年~2020年)
400
700
500
中国
376.1
日本
○ 戦後間もなくから昭和43年まで続いた「米作日本一表彰事業」で
は(…)三人の方が単収1t取りを記録している。(p.150-151)
○ 当時、こうした表彰事業が起爆剤となり、各地で、そして各農家
間で、稲作技術の向上に向けての切磋琢磨があった。(p.151)
○ 追肥をやれば多収になる(…)。しかし、追肥が豊富に与えられ
ると子実のタンパクが高くなり、食味は低下する。昨今の全国的な
食味競争で、(…)追肥を控えタンパクを上げないような普及活動
が徹底している。(p.150)
(出所)荒幡克己, 2025, 「令和の米騒動:日本農政失敗の本質」日本経済新聞出版
300
327.5
256.1
ブラジル
250
178.3
200
334.2
172.7
150
122.3
100
337.9
アメリカ
350
446.5
282.4
アメリカ
200 225.1
1980 1985 1990 1995 2000 2005 2010 2015 2020
米作日本一表彰事業(1949~1968年)
大豆
(kg/10a)
フランス
240.3
中国
191.8
198.6
154.5
日本
165.6
138.0
1980 1985 1990 1995 2000 2005 2010 2015 2020
高収益作物への転換(北海道むかわ町の例)
○ 北海道むかわ町では、地域
の特色である夏の冷涼な気
候を活かし、10年ほど前から、
単価の高いブロッコリーの生
産が水田も活用して急速に
拡大
○ 現在は収穫量全国トップク
ラスの産地に
生産量の推移
(トン)
5,000
3,692
約63倍
4,000
2,793 2,840
2,551
3,000
1,787
2,000
1,199
1,000
75
0
4,696
406
724
H28 H29 H30 R元 R2 R3 R4 R5 R6 R7
(出所)北海道むかわ町より聴き取りに基づき財務省作成
19
農林水産
○ 米や麦・大豆といった穀物の「土地生産性」を見ると、単位面積当たりの生産量(単収)について、諸外国では、品種改良や営
農技術の向上により、近年も継続的に増加してきたのに対し、我が国では伸び悩んでいる。適地適作の考え方の下、品種改良
等も含め、単収の増加を図っていくことが重要である。
○ 米について、かつて単収1トンを超える事例も見られたが、足もとの平均単収は547kg(2025年)に留まっている。中食・外食向
けの業務用米が主食用の4割を占める状況となる中で、食味に偏った生産を見直していくべきではないか。
○ 作物の付加価値を高めていく視点も大切である。例えば、実需者と継続的な取引関係を構築し、ニーズ(特定の品種や栽培方
法等)と結びついた生産を進めていくことが重要である。また、穀物から、野菜などの高収益作物への転換を進めていくことも必要
である。
(kg/10a)※籾重ベース
米
900
アメリカ
800
704.0
700
670.2
600
512.8
500
494.6
400
563.7
626.4
小麦
(kg/10a)
854.0
日本
中国
704.0
663.9
800
711.8
668.0
600
518.1
574.2
400
373.8
310.0
300
305.0
1980 1985 1990 1995 2000 2005 2010 2015 2020
(出所)国連食糧農業機関「FAOSTAT」 (1980年~2020年)
400
700
500
中国
376.1
日本
○ 戦後間もなくから昭和43年まで続いた「米作日本一表彰事業」で
は(…)三人の方が単収1t取りを記録している。(p.150-151)
○ 当時、こうした表彰事業が起爆剤となり、各地で、そして各農家
間で、稲作技術の向上に向けての切磋琢磨があった。(p.151)
○ 追肥をやれば多収になる(…)。しかし、追肥が豊富に与えられ
ると子実のタンパクが高くなり、食味は低下する。昨今の全国的な
食味競争で、(…)追肥を控えタンパクを上げないような普及活動
が徹底している。(p.150)
(出所)荒幡克己, 2025, 「令和の米騒動:日本農政失敗の本質」日本経済新聞出版
300
327.5
256.1
ブラジル
250
178.3
200
334.2
172.7
150
122.3
100
337.9
アメリカ
350
446.5
282.4
アメリカ
200 225.1
1980 1985 1990 1995 2000 2005 2010 2015 2020
米作日本一表彰事業(1949~1968年)
大豆
(kg/10a)
フランス
240.3
中国
191.8
198.6
154.5
日本
165.6
138.0
1980 1985 1990 1995 2000 2005 2010 2015 2020
高収益作物への転換(北海道むかわ町の例)
○ 北海道むかわ町では、地域
の特色である夏の冷涼な気
候を活かし、10年ほど前から、
単価の高いブロッコリーの生
産が水田も活用して急速に
拡大
○ 現在は収穫量全国トップク
ラスの産地に
生産量の推移
(トン)
5,000
3,692
約63倍
4,000
2,793 2,840
2,551
3,000
1,787
2,000
1,199
1,000
75
0
4,696
406
724
H28 H29 H30 R元 R2 R3 R4 R5 R6 R7
(出所)北海道むかわ町より聴き取りに基づき財務省作成
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