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資料1 人口減少社会の中での総合的な国力の強化(財政各論Ⅰ) (40 ページ)

公開元URL https://www.mof.go.jp/about_mof/councils/fiscal_system_council/sub-of_fiscal_system/proceedings/material/20260423zaiseia.html
出典情報 財政制度等審議会 財政制度分科会(4/23)《財務省》
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効率的な医療提供体制の構築①(総論)

医療・介護

○ 日本では、諸外国と比べ、総病床数が多く、平均在院日数も長い。人口当たりの医師数は少なくないが、病床百床当たりの医師数は
少ない。また、MRIやCTスキャナーの台数が極めて多く、外来受診回数も多い。医療費と相関性が高いとされる病床数は西高東低の
傾向。
○ 診療所については、人口当たりでみても都市部に集中する傾向にある一方、1診療所当たりの従事者数が少ない。
○ 人材確保も困難となる中、できる限りコストを縮減し、医療資源を効率的に活用することで、質の高い医療を提供する必要。地域の実
情に応じ、病床数の適正化を図り、入院機能の高度医療への重点化を図るとともに、診療所を含めた外来機能を集約していくべき。

 医療提供体制に関する各種指標の国際比較

平均在院日数 人口千人当たり 人口千人当たり 病床百床当たり 1病院当たり 人口百万人当たり 人口百万人当たり 処方薬薬剤費
1人当たり
(急性期)
総病床数
臨床医師数
臨床医師数
臨床医師数
MRI台数
CTスキャナー台数
対GDP比
外来受診回数

国名

平均在院日数

日本

26.3

15.7

12.5

(2022年)

(2022年)

(2022年)

40.6

59.8

119.8

1.6%

(2022年)

ドイツ

9.0

7.5

7.7

4.7

60.8

131.5

35.3

37.1

1.4%

9.7

フランス

9.1

5.5

5.4

3.9

72.1

89.8

19.2

21.0

1.3%

5.4

イギリス

8.3

7.5

2.4

3.4

138.5

124.5

8.6

9.9

0.6%



アメリカ

(2022年)

98.9

148.1

42.6

1.6%

(2022年)

6.6

6.0

(2022年)

2.8

(2022年)

2.7

2.7

(2022年)

21.0

(2022年)

(注)記載がない場合は2023年データ。 (出所)OECD Data Explorerより作成(2026年3月13日閲覧)。

 人口千人当たりの病院病床数
(2024年)

病院病床数
(人口千人当たり)
高知県
23.6
鹿児島県
20.4
長崎県
19.8
徳島県
19.1
熊本県
18.7
(中略)
千葉県
9.5
東京都
8.8
愛知県
8.7
埼玉県
8.6
神奈川県
7.9
都道府県

 1診療所(無床)当たりの従事者数
(2023年)
区分
医師
看護師
准看護師
事務職員

1診療所当たりの人数

1.4
1.6
0.6
1.7

(2022年)

38.0

(2021年)

(2021年)

12.1

3.5

 人口10万人当たりの無床診療所数(2024年)

特別区

無床診療所数
(人口10万人当たり)
117.9

政令市

91.1

中核市

80.7

全国平均

80.6

区分

(注) 1診療所(無床)当たりの従事者数は、2023年度の各区分従事者数を同年度の無床診療所数で除して得た数。
(出所)厚生労働省「2023年医療施設(静態・動態)調査」及び「2024年医療施設(動態)調査」を基に作成。

 医療費の決定要因に関する研究
<医師関係>(日本にも当てはまる)
① 医師誘導需要仮説:医師の増加が医療需要を喚起
② アバーツ・ジョンソン仮説:医師間の競争が激しくなるほど、価格競争ではなく設備投資競争(MRI等)が起きる
(設備投資により、働きたい医師+患者を引きつけることができる)

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(出所)第2回医師養成過程を通じた医師の偏在対策等に関する検討会 資料2(印南構成員・野口構成員資料)から抜粋