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地方創生2.0基本構想(案) (7 ページ)

公開元URL https://www.cas.go.jp/jp/seisaku/atarashii_chihousousei/yusikishakaigi/dai10/gijisidai.html
出典情報 新しい地方経済・生活環境創生会議(第10回 6/3)《内閣官房》
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方、65 歳以上の高齢者人口は約 3,600 万人と、10 年間で約 320 万人増加し、総
人口に占める割合は過去最高の 29.3%となった。

(2)人口の移動、若者と女性の地方からの流出
総人口が減少を続ける一方で、地方から都市圏、特に東京圏への転入超過が
続いている。大阪府、愛知県はそれぞれ関西、中部地方の中で転入超過である一
方、東京圏に対しては大幅な転出超過であり、福岡県、宮城県、広島県等でも同
様の傾向が確認できる。すなわち、地方から地域の中心都市に、その中心都市か
ら東京圏へと人口が移動する状況となっている。

東京圏の年齢階級別 転入超過数の推移
転入超過数(人)
160,000
145,576

全世代の転入超過数

119,337

109,408
120,000

107,177
80,000
77,510

107,834

20代の転入超過数

40,000

27,834

10代の転入超過数

27,428

22,496

0

-40,000

2010

2011

2012

2013

2014

2015

2016

2017

2018

2019

2020

2021

2022

2023

2024
(年)

10代未満

10代

20代

30代

40代

50代

60代以上

合計

(備考) 1.総務省「住民基本台帳人口移動報告」(日本人移動者)を基に作成した。
2.東京圏は、埼玉県・千葉県・東京都・神奈川県の4都県とした。

東京圏への転入超過数を世代別に見ると、若年層がその大宗を占めている。
2024 年は、10 代と 20 代を合わせて 13 万人を超える転入超過となっている。こ
の背景として、若年層が進学や就職を契機に東京圏に転入する傾向があると考
えられる。
東京圏への転入者数と東京圏からの転出者数を性別ごとに見ると、2024 年に

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