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地方創生2.0基本構想(案) (5 ページ)

公開元URL https://www.cas.go.jp/jp/seisaku/atarashii_chihousousei/yusikishakaigi/dai10/gijisidai.html
出典情報 新しい地方経済・生活環境創生会議(第10回 6/3)《内閣官房》
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む人も、地方に住む人も、相互につながり、高め合うことで、全ての人に安心と
安全を保障し、希望と幸せを実感する社会を実現する。
人口減少が進む中、かつて人口増加期に作り上げられた経済社会システムを
検証し、中長期的に信頼される持続可能なシステムへと転換していくことが求
められている。今後、人口減少のペースが緩まるとしても、当面は人口・生産年
齢人口が減少するという事態を正面から受け止めた上で、人口規模が縮小して
も経済成長し、社会を機能させる適応策を講じ、そして地方を元気にする。この
ため、これまで 10 年間の地方創生の成果を継承・発展させつつ、直面する現実
から目を逸らすことなく、地域に生きる全ての主体の力を再び結集し、
「強く」、
「豊か」で、
「新しく・楽しい」地方の実現に向けて取り組んでいくことが求め
られる。
「地方創生 2.0」は、10 年前の「1.0」ではなく、これを全く新しいものにす
るという意味を込めて名付けており、
「地方創生 2.0」を「令和の日本列島改造」
として、力強く進めていく。
「地方創生 2.0」は、単なる地域活性化策ではない。我が国の活力を取り戻す
経済政策であり、多様な幸せを実現するための社会政策であり、そして地域が
持つ本来の価値や楽しさを再発見する営みである。
本基本構想は、今後 10 年間を見据えた「地方創生 2.0」の方向性を提示する。
人口減少が進んでいく以上、地方を「強く」、
「豊か」でそして「新しい・楽しい」
ものにしていく取組は、1日も早く動き出し、具体化していかなければならな
い。本基本構想に沿った地方創生の取組を、国を挙げて、迅速、かつ、着実に進
めていく。

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