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【参考資料２】精神疾患を有する患者に対する腎代替療法等に関する調査研究報告書 (56 ページ)
出典
| 公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_58633.html |
| 出典情報 | 精神保健医療福祉の今後の施策推進に関する検討会（第7回 6／9）《厚生労働省》 |
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令和６年度 障害者総合支援事業費補助金（障害者総合福祉推進事業）
精神疾患を有する患者に対する腎代替療法等に関する調査研究 報告書
("Mental Disorders"[MeSH Terms] OR (("mental"[tiab] OR "psychiatric"[tiab] OR
"behavior"[tiab]) AND ("disorders"[tiab] OR "disorder"[tiab] OR "illness"[tiab] OR
"illnesses"[tiab] OR "diagnosis")) AND ("Renal Replacement Therapy"[MeSH Terms] OR
("renal"[tiab] AND "replacement"[tiab] AND"therapy"[tiab]) OR "renal replacement
therapy"[tiab])) AND ("Epidemiology"[Mesh Terms] OR "epidemiology"[All Fields]) AND
("English"[la] OR "Japanese"[la])
本邦に関する報告は該当しなかったが、Iwagami, et al. (2018)においては、英国における
SMI と CKD 及び RRT のモダリティについて詳細に報告している。CKD の年齢-性調整オ
ッズ比（OR）は、SMI のない患者と比較して、SMI でリチウム使用歴のある患者では 7.13
（95％信頼区間[CI]=6.47-7.85）、SMI でリチウム使用歴のない患者では 1.69（CI=1.561.83）であった。経済状況、BMI（Body Mass Index）
、喫煙、CKD に関連する慢性疾患に
ついて調整した後では、OR は SMI でリチウム使用歴のある患者では 6.49（CI=5.84-7.21）
および SMI でリチウム使用歴のない患者では 1.45（CI=1.34-1.58）に減少したが、依然と
して高い OR であった。また、RRT のモダリティ毎の割合については SMI と非 SMI では異
なり、SMI を有する患者では HD を選択される傾向にあった（図 34）
。
図 34 SMI と非 SMI の CKD における RRT 別の患者数（Iwagami, et al. (2018)より作
図）
SMIを有するCKD患者
23
SMIを有さないCKD患者
700
0%
194
20%
HD
1
1751
40%
PD
22
60%
80%
100%
腎移植
6.5.3. CiNii による検索（主に日本語論文について）
以下の検索式を用いて CiNii で検索をしたところ 3 件該当したが、いずれも該当する報告
ではなかった。
(精神 AND (疾患 OR 障害)) AND (腎代替療法 OR 透析 OR 腎移植) AND 疫学
以上のことから、文献レビューでは本邦における精神疾患を有する患者に対する RRT の
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精神疾患を有する患者に対する腎代替療法等に関する調査研究 報告書
("Mental Disorders"[MeSH Terms] OR (("mental"[tiab] OR "psychiatric"[tiab] OR
"behavior"[tiab]) AND ("disorders"[tiab] OR "disorder"[tiab] OR "illness"[tiab] OR
"illnesses"[tiab] OR "diagnosis")) AND ("Renal Replacement Therapy"[MeSH Terms] OR
("renal"[tiab] AND "replacement"[tiab] AND"therapy"[tiab]) OR "renal replacement
therapy"[tiab])) AND ("Epidemiology"[Mesh Terms] OR "epidemiology"[All Fields]) AND
("English"[la] OR "Japanese"[la])
本邦に関する報告は該当しなかったが、Iwagami, et al. (2018)においては、英国における
SMI と CKD 及び RRT のモダリティについて詳細に報告している。CKD の年齢-性調整オ
ッズ比（OR）は、SMI のない患者と比較して、SMI でリチウム使用歴のある患者では 7.13
（95％信頼区間[CI]=6.47-7.85）、SMI でリチウム使用歴のない患者では 1.69（CI=1.561.83）であった。経済状況、BMI（Body Mass Index）
、喫煙、CKD に関連する慢性疾患に
ついて調整した後では、OR は SMI でリチウム使用歴のある患者では 6.49（CI=5.84-7.21）
および SMI でリチウム使用歴のない患者では 1.45（CI=1.34-1.58）に減少したが、依然と
して高い OR であった。また、RRT のモダリティ毎の割合については SMI と非 SMI では異
なり、SMI を有する患者では HD を選択される傾向にあった（図 34）
。
図 34 SMI と非 SMI の CKD における RRT 別の患者数（Iwagami, et al. (2018)より作
図）
SMIを有するCKD患者
23
SMIを有さないCKD患者
700
0%
194
20%
HD
1
1751
40%
PD
22
60%
80%
100%
腎移植
6.5.3. CiNii による検索（主に日本語論文について）
以下の検索式を用いて CiNii で検索をしたところ 3 件該当したが、いずれも該当する報告
ではなかった。
(精神 AND (疾患 OR 障害)) AND (腎代替療法 OR 透析 OR 腎移植) AND 疫学
以上のことから、文献レビューでは本邦における精神疾患を有する患者に対する RRT の
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