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【参考資料2】精神疾患を有する患者に対する腎代替療法等に関する調査研究報告書 (12 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_58633.html
出典情報 精神保健医療福祉の今後の施策推進に関する検討会(第7回 6/9)《厚生労働省》
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令和6年度 障害者総合支援事業費補助金(障害者総合福祉推進事業)
精神疾患を有する患者に対する腎代替療法等に関する調査研究 報告書

部精神・障害保健課より政策統括官付参事官付保健統計室に依頼して集計した平成 20(2008)
年から令和 2(2020)年のデータを用いた。
精神疾患を有する慢性透析患者数の推計については、患者調査による慢性腎臓病患者総
数と、日本透析医学会により提供されている慢性透析患者に関する集計 [日本透析医学会,
2024]による慢性透析患者数を用いて、慢性腎臓病総患者数と慢性透析患者数より切片を 0
とする最小二乗法を用いて予測式を算出し、患者調査における慢性腎臓病を併存する精神
疾患患者数より予測式を用いて、慢性透析を行う精神疾患患者数を予測した。

3.3. 結果
慢性腎臓病を併存する精神疾患総患者数について図 1

慢性腎臓病を併存する精神疾患

総患者数(入院-外来)に示す。統計手法の変更から単純比較は困難であるが、入院・外来
ともに患者数は増加傾向にある。

図 1 慢性腎臓病を併存する精神疾患総患者数(入院-外来)

慢性腎臓病を併存する精神疾患患者数について入院患者に関して図 2 に、外来患者に関し
て図 3 に示す。入院では認知症患者が全体の半数近くを占め、統合失調症の入院患者数は
減少傾向にあるが、慢性腎臓病を併存する統合失調症入院患者は増加傾向にある。外来につ
いては、認知症患者が半数以上を占める。

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