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【参考資料2】精神疾患を有する患者に対する腎代替療法等に関する調査研究報告書 (37 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_58633.html
出典情報 精神保健医療福祉の今後の施策推進に関する検討会(第7回 6/9)《厚生労働省》
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令和6年度 障害者総合支援事業費補助金(障害者総合福祉推進事業)
精神疾患を有する患者に対する腎代替療法等に関する調査研究 報告書



以前、措置入院患者で透析が必要な方がおり、単科の精神科病院では対応できず、その
都度、仮退院の手続きをとる対応で、透析を行ったことがある。強制的な入院になった
患者などについて、透析を確保できる仕組みがあると良い。



単科の精神科病院に入院中においても、透析を受けられるしくみ(診療報酬の加算な
ど)を検討いただきたい。



精神科救急において、身体合併症の問題については最後の課題である。各自治体任せで
はなく、もっと国に積極的にかかわっていただきたい。

5.3. 精神科病床で血液透析を実施中の精神疾患患者に関する調査
5.3.1. 目的
精神科病床に入院中で、血液透析を受けている患者の実態を把握することにより、血液透
析を有する精神疾患患者の入院加療における課題を把握すること。

5.3.2. 方法
精神科病院(機縁法により4病院を選定)に入院中の血液透析中の精神疾患患者のうち、
調査協力につき同意を得られた者を対象として、別添3の調査票を用いて調査を行った。調
査期間は令和7(2025)年 1 月~3 月であった。本調査は、国立精神・神経医療研究センタ
ー倫理委員会の承認を得て実施した。

5.3.3. 結果
入院中の精神疾患患者に透析を実施している4医療機関より、62 名分のデータが得られた。
以下に記述統計を示す。

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