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【参考資料2】精神疾患を有する患者に対する腎代替療法等に関する調査研究報告書 (36 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_58633.html |
出典情報 | 精神保健医療福祉の今後の施策推進に関する検討会(第7回 6/9)《厚生労働省》 |
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令和6年度 障害者総合支援事業費補助金(障害者総合福祉推進事業)
精神疾患を有する患者に対する腎代替療法等に関する調査研究 報告書
門部会があり、MPU(身体合併症病棟)の整備に向けて検討中である。
元々、高血圧と糖尿病があるうつ病の方が、脳梗塞を発症され、入院治療を受けた後も
脳梗塞の再発リスクが高い状態にありながらセンターへの通院を希望されたケースで、
当センターでは急変時の対応が難しいことを理解して頂くことの対応の困難さを感じ
た。
慢性期の身体合併症について、身体症状の悪化がない場合に入院の受け入れ先の確保
に苦慮する。
OD 等救急隊が身体科の問題はないと判断していても、精神科の病院から身体科を診て
もらってからでないと受け入れできないと言われてしまうこと。その場合診てくれる
身体科の病院を探すのが非常に困難。
精神疾患を有する方の身体合併症者に対応可能な医療機関は 1 機関のみのため、受入
れが難しい場合がありうる。
本人の精神症状が悪化して、内科の外来受診が困難になった場合、往診の必要性を説明
しても同意が得られない。また、精神科の立場では身体科の治療が優先されると考える
が、身体科は精神科治療が先と受診を断られる場合がある。
身体合併症を有する措置入院者を受入可能な病院が少ない。
複数のケースで以下のような困難があった:外来患者に対し、身体疾患治療の必要から
総合病院内科受診を指示し、予約・紹介状等を準備したものの、予約通りに病院受診を
適切に行えるか・診察室で必要なやり取りができるか・医師の指示をきちんと理解でき
るか等に大きな心配がある。また、このような方の病院受診に際して、病院や主治医と
のコミュニケーションを支援してくれる仕組みが乏しく、周到な事前準備が必要にな
り、身体疾患の急性期等の対応には苦慮する。
日中の受け入れ病院を探すことが困難な時がある。
(夜間は、精神科救急で対応してい
る)
血液透析に関する意見(自由記載)
血液透析が必要で、措置入院が必要な者について、受入可能な病院が少なく病院探しに
苦労することが多いので解決策があればと思う。
透析も含め、重度の摂食障害、自殺企図等による外傷、妊婦、悪性腫瘍等、身体合併症
対応の病床確保に向けて、県立総合病院、大学病院、医師会、県の担当課含めて検討中。
当県では1精神科病院が透析可能だが、それだけでは不十分なので、透析に関わる病院
から精神科医がコンサルを受ける体制等が必要かもしれない。
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精神疾患を有する患者に対する腎代替療法等に関する調査研究 報告書
門部会があり、MPU(身体合併症病棟)の整備に向けて検討中である。
元々、高血圧と糖尿病があるうつ病の方が、脳梗塞を発症され、入院治療を受けた後も
脳梗塞の再発リスクが高い状態にありながらセンターへの通院を希望されたケースで、
当センターでは急変時の対応が難しいことを理解して頂くことの対応の困難さを感じ
た。
慢性期の身体合併症について、身体症状の悪化がない場合に入院の受け入れ先の確保
に苦慮する。
OD 等救急隊が身体科の問題はないと判断していても、精神科の病院から身体科を診て
もらってからでないと受け入れできないと言われてしまうこと。その場合診てくれる
身体科の病院を探すのが非常に困難。
精神疾患を有する方の身体合併症者に対応可能な医療機関は 1 機関のみのため、受入
れが難しい場合がありうる。
本人の精神症状が悪化して、内科の外来受診が困難になった場合、往診の必要性を説明
しても同意が得られない。また、精神科の立場では身体科の治療が優先されると考える
が、身体科は精神科治療が先と受診を断られる場合がある。
身体合併症を有する措置入院者を受入可能な病院が少ない。
複数のケースで以下のような困難があった:外来患者に対し、身体疾患治療の必要から
総合病院内科受診を指示し、予約・紹介状等を準備したものの、予約通りに病院受診を
適切に行えるか・診察室で必要なやり取りができるか・医師の指示をきちんと理解でき
るか等に大きな心配がある。また、このような方の病院受診に際して、病院や主治医と
のコミュニケーションを支援してくれる仕組みが乏しく、周到な事前準備が必要にな
り、身体疾患の急性期等の対応には苦慮する。
日中の受け入れ病院を探すことが困難な時がある。
(夜間は、精神科救急で対応してい
る)
血液透析に関する意見(自由記載)
血液透析が必要で、措置入院が必要な者について、受入可能な病院が少なく病院探しに
苦労することが多いので解決策があればと思う。
透析も含め、重度の摂食障害、自殺企図等による外傷、妊婦、悪性腫瘍等、身体合併症
対応の病床確保に向けて、県立総合病院、大学病院、医師会、県の担当課含めて検討中。
当県では1精神科病院が透析可能だが、それだけでは不十分なので、透析に関わる病院
から精神科医がコンサルを受ける体制等が必要かもしれない。
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