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【参考資料2】精神疾患を有する患者に対する腎代替療法等に関する調査研究報告書 (46 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_58633.html |
出典情報 | 精神保健医療福祉の今後の施策推進に関する検討会(第7回 6/9)《厚生労働省》 |
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令和6年度 障害者総合支援事業費補助金(障害者総合福祉推進事業)
精神疾患を有する患者に対する腎代替療法等に関する調査研究 報告書
表 29 RRT の種類と特徴
HD
PD
腎機能
必要な薬剤
悪いまま
透析によって回避できない慢性腎不全に伴う合併症や透
腎移植
正常に近い
免疫抑制剤とその副作用に
析自体の合併症に対する薬剤
対する薬剤
移植に比べて悪い
優れている
生命予後
心血管疾患の合併
多い
少ない
食事・飲水制限
多い
やや多い
少ない
手術内容
バスキュラーアクセス造設
PD カテーテル挿入術(腰
腎移植術(全身麻酔による
術(局所麻酔による小手術)
椎麻酔または全身麻酔によ
大規模手術)
る中規模手術)
通院回数
週3回
月 1-2 回
移植 1 年以降は月 1 回
旅行
制限多数(海外での施設選
僅かな制限(薬液の配送等
ほぼ制限なし(渡航先での
択が困難など)
が可能な場所はどこでも行
感染症や移植後合併 症に
ける。腹膜炎などの対応に
対応可能な施設の確認は
は施設受診が必要だがトラ
必要)
ブルがなければ受診不要)
感染の注意
必要
やや必要
重要
入浴
透析後はシャワーが望ましい
PD カテーテルの保護が必要
問題ない
その他のメリット
高頻度に医学的ケアが提供
時間拘束が少ない。身体へ
透析による束縛からの精神
される。必要な透析内容の
の負荷が小さい。専門医療
的・肉体的解放
設定が容易。自己管理が少
機関以外でも治療が可能。
ない。
その他のデメリット
頻回な通院が必要で時間
腹部からカテーテルが出て
生体腎移植の場合に臓器
拘束も多い。身体への負担
いることによる社会的・心
提供が可能な家族の心理
が大きい(頻回の穿刺や体
理的制限がある。必要透析
的負担がある(他の家族か
外循環による心負荷な
量を確保できないことがあ
らの強要や臓器提供後の自
ど)。透析合併症の管理に
る。腹膜炎などで腹膜透析
身の健康不安など)。服薬
留意する必要がある。
が継続できないことがあ
管理や感染症対策の負担
る。
が大きい。ドナー・レシピエ
ントともに移植腎喪失に対
する精神的負担がある。
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精神疾患を有する患者に対する腎代替療法等に関する調査研究 報告書
表 29 RRT の種類と特徴
HD
PD
腎機能
必要な薬剤
悪いまま
透析によって回避できない慢性腎不全に伴う合併症や透
腎移植
正常に近い
免疫抑制剤とその副作用に
析自体の合併症に対する薬剤
対する薬剤
移植に比べて悪い
優れている
生命予後
心血管疾患の合併
多い
少ない
食事・飲水制限
多い
やや多い
少ない
手術内容
バスキュラーアクセス造設
PD カテーテル挿入術(腰
腎移植術(全身麻酔による
術(局所麻酔による小手術)
椎麻酔または全身麻酔によ
大規模手術)
る中規模手術)
通院回数
週3回
月 1-2 回
移植 1 年以降は月 1 回
旅行
制限多数(海外での施設選
僅かな制限(薬液の配送等
ほぼ制限なし(渡航先での
択が困難など)
が可能な場所はどこでも行
感染症や移植後合併 症に
ける。腹膜炎などの対応に
対応可能な施設の確認は
は施設受診が必要だがトラ
必要)
ブルがなければ受診不要)
感染の注意
必要
やや必要
重要
入浴
透析後はシャワーが望ましい
PD カテーテルの保護が必要
問題ない
その他のメリット
高頻度に医学的ケアが提供
時間拘束が少ない。身体へ
透析による束縛からの精神
される。必要な透析内容の
の負荷が小さい。専門医療
的・肉体的解放
設定が容易。自己管理が少
機関以外でも治療が可能。
ない。
その他のデメリット
頻回な通院が必要で時間
腹部からカテーテルが出て
生体腎移植の場合に臓器
拘束も多い。身体への負担
いることによる社会的・心
提供が可能な家族の心理
が大きい(頻回の穿刺や体
理的制限がある。必要透析
的負担がある(他の家族か
外循環による心負荷な
量を確保できないことがあ
らの強要や臓器提供後の自
ど)。透析合併症の管理に
る。腹膜炎などで腹膜透析
身の健康不安など)。服薬
留意する必要がある。
が継続できないことがあ
管理や感染症対策の負担
る。
が大きい。ドナー・レシピエ
ントともに移植腎喪失に対
する精神的負担がある。
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