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【参考資料2】精神疾患を有する患者に対する腎代替療法等に関する調査研究報告書 (45 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_58633.html
出典情報 精神保健医療福祉の今後の施策推進に関する検討会(第7回 6/9)《厚生労働省》
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令和6年度 障害者総合支援事業費補助金(障害者総合福祉推進事業)
精神疾患を有する患者に対する腎代替療法等に関する調査研究 報告書

され、RRT を考慮する必要が出てくる。
これらのことから、精神科臨床においても、GFR 及び試験紙法による尿蛋白検査、糖尿
病関連腎臓病を考慮する必要があり、必要に応じて尿蛋白・アルブミン尿の定量検査を実
施し、これらの検査値の経時変化に留意する必要がある。また、腎臓専門医や地域の専門
医療機関へ適宜紹介する必要がある。

6.2. RRT の種類
RRT には大きく透析療法と腎移植療法があり、透析療法は血液透析(HD: Hemo Dialysis)
と腹膜透析(PD: Peritoneal Dialysis)、腎移植は生体腎移植と献腎移植に分類される(図
28 RRT の種類)


図 28 RRT の種類
血液透析
透析療法
腹膜透析
ESRDの治療手段
生体腎移植

腎移植
献腎移植

RRT それぞれの特徴については「腎不全 治療選択とその実際」 (日本腎臓学会等,
2024)にまとめられている。
「腎不全 治療選択とその実際」及び他の文献 (Chadban, et
al., 2020) (Abramowicz, et al., 2015) (Virmani & Asch, 2020) (Lentine, et al., 2017)より
RRT の種類と特徴について表 29 RRT の種類と特徴にまとめた。

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