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【参考資料2】精神疾患を有する患者に対する腎代替療法等に関する調査研究報告書 (19 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_58633.html |
出典情報 | 精神保健医療福祉の今後の施策推進に関する検討会(第7回 6/9)《厚生労働省》 |
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令和6年度 障害者総合支援事業費補助金(障害者総合福祉推進事業)
精神疾患を有する患者に対する腎代替療法等に関する調査研究 報告書
透析導入・維持・差し控え・中断での倫理的課題
・ 身寄りがなく、腎臓内科医・精神科主治医・担当看護師を踏まえて何度も病状説明し、
最終的に透析は行わず亡くなった事例。
・ 本人が透析を希望せず、家族も本人の意思を尊重するとの事で、CKM の方針となった
事例。
・ 透析拒否や透析日朝に大声であばれたりしており、一時的な透析見合わせとなっていた
事例。
・ 透析日の朝の精神状態をみながら、本人が希望された日のみ透析を行っていた事例。
透析に関して地域連携で苦慮している事柄
・ 高齢化が進み、ADL が低下している患者の外来通院体制確保が難しい。
・ 自宅で生活できず、入所できる施設も少ない。
・ 施設に対して透析に関する管理や教育をお願いしていても、知識には限りがあり、トラ
ブルとなることがある。
精神疾患を有する透析患者を地域でみるための必要事項
・ 精神疾患を併存する維持透析患者の受け入れ医療機関・施設。
・ ADL 自立・精神症状が安定している透析患者が自宅で生活できるように訪問看護やヘ
ルパーの充実。
精神疾患を有する透析患者における腹膜透析の可能性
・ 家族または 365 日サポートできるサービスが必要。
・ 精神状態悪化時にチューブ抜去の可能性があり危険。
・ トラブル対応ができる診療環境が必要。
4.1.2. B 医療機関
全 195 床(精神 95 床・一般 60 床・療養 40 床)を有し、内科や整形外科など総合病院規
模の診療科を有す病院。透析ベッドは 53 床あり。
血液透析を始めたきっかけ
元々は耳鼻科や眼科、産科などもある総合病院で、保険適応になかった 40 年ほど前から
血液透析を行っている。
透析患者の内訳
入院患者 72 名(うち、精神疾患併存者 30 名)
。
外来患者 95 名(うち、精神疾患併存者 9 名)
。
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精神疾患を有する患者に対する腎代替療法等に関する調査研究 報告書
透析導入・維持・差し控え・中断での倫理的課題
・ 身寄りがなく、腎臓内科医・精神科主治医・担当看護師を踏まえて何度も病状説明し、
最終的に透析は行わず亡くなった事例。
・ 本人が透析を希望せず、家族も本人の意思を尊重するとの事で、CKM の方針となった
事例。
・ 透析拒否や透析日朝に大声であばれたりしており、一時的な透析見合わせとなっていた
事例。
・ 透析日の朝の精神状態をみながら、本人が希望された日のみ透析を行っていた事例。
透析に関して地域連携で苦慮している事柄
・ 高齢化が進み、ADL が低下している患者の外来通院体制確保が難しい。
・ 自宅で生活できず、入所できる施設も少ない。
・ 施設に対して透析に関する管理や教育をお願いしていても、知識には限りがあり、トラ
ブルとなることがある。
精神疾患を有する透析患者を地域でみるための必要事項
・ 精神疾患を併存する維持透析患者の受け入れ医療機関・施設。
・ ADL 自立・精神症状が安定している透析患者が自宅で生活できるように訪問看護やヘ
ルパーの充実。
精神疾患を有する透析患者における腹膜透析の可能性
・ 家族または 365 日サポートできるサービスが必要。
・ 精神状態悪化時にチューブ抜去の可能性があり危険。
・ トラブル対応ができる診療環境が必要。
4.1.2. B 医療機関
全 195 床(精神 95 床・一般 60 床・療養 40 床)を有し、内科や整形外科など総合病院規
模の診療科を有す病院。透析ベッドは 53 床あり。
血液透析を始めたきっかけ
元々は耳鼻科や眼科、産科などもある総合病院で、保険適応になかった 40 年ほど前から
血液透析を行っている。
透析患者の内訳
入院患者 72 名(うち、精神疾患併存者 30 名)
。
外来患者 95 名(うち、精神疾患併存者 9 名)
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