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【参考資料2】精神疾患を有する患者に対する腎代替療法等に関する調査研究報告書 (22 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_58633.html |
出典情報 | 精神保健医療福祉の今後の施策推進に関する検討会(第7回 6/9)《厚生労働省》 |
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令和6年度 障害者総合支援事業費補助金(障害者総合福祉推進事業)
精神疾患を有する患者に対する腎代替療法等に関する調査研究 報告書
・ クリニックは精神疾患患者の受け入れは初めてであったが、何かあれば C 病院が対応
するという信頼関係のうえで受け入れが実現。
・ 2 名とも精神症状は落ち着いているため問題は生じていない。
・ 受け入れ調整は精神保健福祉士が行うが、病状など細かな情報は看護師同士で情報共有
をしている。
精神科病院で透析実施の際の課題
・ 病棟での身体管理(C 病院では、もともと透析以外の身体合併症(末期がん、骨折など)
も受け入れているため、病棟スタッフが身体管理に慣れていた)
。
・ シャントのトラブルなどが生じた場合、対応してくれる一般病院はあるが、スタッフの
付き添いが必要となる。
・ 本来包括病棟で対応すべき患者を出来高病棟で対応せざるを得ないこと。
・ 精神科身体合併症管理加算は、急性期しか算定できないこと。
透析導入時の課題
・ 本人が透析導入をしないと決めていても、身体症状が厳しい状況になってから透析導入
を希望すること。
・ 透析導入は一般病院で実施してくれるが、維持透析を受け入れることができる精神科病
院は県内にないため、導入の検討自体がされていない可能性がある。
透析に関して地域連携で苦慮している事柄
・ 県の課長は熱心に対応してくれるが、民間病院については県の対応に限界があり、職能
団体の一部の会員が中心となって動かざるを得ない。
・ 維持透析が必要な精神疾患患者を受け入れられる病院が県内に存在しない。
一般病院との連携状況
・ 精神科病院から定期的に、あるいは必要時に、一般病院に往診する仕組みがある(県内
の一部の精神科病院で実施)。
・ 精神科病院から往診することで、精神科への偏見・誤解などの払拭につながり、精神科
と連携する意義を認識してもらえる。
・ 一般病院と連携することにより、精神科で身体科治療が必要になったときに円滑に受診
や入院につなげることができ、地域住民からの信頼も得られる。
4.1.4. D 医療機関
全 470 床の単科精神科病院(15 対 1、精神科救急、特殊疾患、療養、認知症、児童)
、22
21/83
精神疾患を有する患者に対する腎代替療法等に関する調査研究 報告書
・ クリニックは精神疾患患者の受け入れは初めてであったが、何かあれば C 病院が対応
するという信頼関係のうえで受け入れが実現。
・ 2 名とも精神症状は落ち着いているため問題は生じていない。
・ 受け入れ調整は精神保健福祉士が行うが、病状など細かな情報は看護師同士で情報共有
をしている。
精神科病院で透析実施の際の課題
・ 病棟での身体管理(C 病院では、もともと透析以外の身体合併症(末期がん、骨折など)
も受け入れているため、病棟スタッフが身体管理に慣れていた)
。
・ シャントのトラブルなどが生じた場合、対応してくれる一般病院はあるが、スタッフの
付き添いが必要となる。
・ 本来包括病棟で対応すべき患者を出来高病棟で対応せざるを得ないこと。
・ 精神科身体合併症管理加算は、急性期しか算定できないこと。
透析導入時の課題
・ 本人が透析導入をしないと決めていても、身体症状が厳しい状況になってから透析導入
を希望すること。
・ 透析導入は一般病院で実施してくれるが、維持透析を受け入れることができる精神科病
院は県内にないため、導入の検討自体がされていない可能性がある。
透析に関して地域連携で苦慮している事柄
・ 県の課長は熱心に対応してくれるが、民間病院については県の対応に限界があり、職能
団体の一部の会員が中心となって動かざるを得ない。
・ 維持透析が必要な精神疾患患者を受け入れられる病院が県内に存在しない。
一般病院との連携状況
・ 精神科病院から定期的に、あるいは必要時に、一般病院に往診する仕組みがある(県内
の一部の精神科病院で実施)。
・ 精神科病院から往診することで、精神科への偏見・誤解などの払拭につながり、精神科
と連携する意義を認識してもらえる。
・ 一般病院と連携することにより、精神科で身体科治療が必要になったときに円滑に受診
や入院につなげることができ、地域住民からの信頼も得られる。
4.1.4. D 医療機関
全 470 床の単科精神科病院(15 対 1、精神科救急、特殊疾患、療養、認知症、児童)
、22
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